ありがとう

こんにちは。
発達障がいの家族とカサンドラのための相談カウンセラー
マインドデザインマスターコーチ
安谷屋まゆ子（あだにやまゆこ）です。

出会えたことありがとう

 

ブログ記事一覧｜生命あふるる日々 〜札幌発ALSと闘う男の記録〜

山形総（やまがたさとし）さん。
私が一番最初に就職した会社の同期。

身長も高くガッチリした体型で、豪快でやんちゃ。
それが私が彼を会った時の第一印象。
本当にやんちゃで色々なことがありました（笑）
３年ほどで私は退職しましたが、その後も数年同期と共に飲みに行くこともありました。

疎遠になってから数年。
別の同期から彼がALS（筋萎縮性側索硬化症）になったと聞いてびっくりした。
病気とは無縁のようなホント豪快でいつも笑っていたから。
 

そんな彼がALSになったのは２０１６年。
今から４年前。
発症を聞いた時にはどのくらい彼は生きてくれるだろうと思って勝手に心配してました。
だから、ブログを立ち上げたと聞いてずっと読んでました。
去年辺りからかな・・・
ブログの更新が減ってきて、その度に心配して
更新の通知がきてはホッとして

ALSになってからの彼はすごいスピードで変わった
感謝を大切にしたり、人を大切にしたり・・・決して人を大切にしていなかったわけじゃないけど人に対して丁寧になった感じかな。
そんな姿をブログを読んで私も励まされたりしてた。
 

病気によって彼は変わった。
恐らく私が知っている頃の彼なら感謝を大切にしたりはできていなかった気がしてて、そんな彼を病気が彼に色々教えてくれたんだと思う。
人生には無駄なことなんてない。
こうして病気になったことで学びを得ることもある。
それはカサンドラも同じじゃないかな。

彼は病気の中でも楽しみを見つけてた。

そして戦っている感じより長く共存していこうとしていたんじゃないかな。
そんなふうに思ってます。

その彼は今日旅立ちました。

最後まで頑張ってた。
きっと最後まで息子くんの事気にかけていたろうな。
 

そんな彼は偉業を成し遂げた。
電子書籍を出版して１位を獲得した！
その後紙媒体の本の出版もしました。
どちらも私にとって彼を思い出す宝物になりました。

ありがとう！
本当にありがとう！
あなたと出会えたこと、一緒に働けたこと、一緒に飲みに行ったこと、一緒に語ったこと。
全てに感謝してるよ！
 

その彼が出版した本です。

生命あふるる日々: ＡＬＳ　全身が動かなくなる病と生きるノンフィクションストーリー：奇跡は起こせる！壮絶な闘病生活の中で見た人生の意味、生きる意味

今回だけはコメント欄を閉じさせてください。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。