保育の現場経験15年
述べ800人以上の親子を支えてきた実績を基に、
ワーキングマザーの子育てライフを戦略的にプロデュース
母と子のマインドアップコンサルタントの
白鳥夏帆です
「早くしなさい!」
「あっ、それはしてはダメ!」
「勝手に◯◯しないで!」
親子の関わりを見ていると、時々命令語、指示語など、
凄い勢いでお子さんに向かって喋っているワーキングマザーの方を見かける事があります。
その流暢なしゃべり方は、とっても見事なのですが、
大人の私でも、そばで聞いていてあまりにも言語が多すぎて、理解できません。
ましてや、相手は3歳くらいのお子さん。
最後は、
「聞いてるの?お母さんの言う事、いつも聞かないんだから!もう~」
感情的になり過ぎて、お子さんが情報をキャッチできていない事も、気づいていないのです。
お母様は、一生懸命しつけをしているつもりなのですが、
どうしても、おさまりつかない自分の感情をお子さんにぶつけているように見えてしまいます。
毎日、毎日一生懸命仕事に育児にと、本当に頑張っていらっしゃるワーキングマザーのお母様だからこそ、
もったい無いなあと思ってしまいます。見ている人はびっくりしてしまいますからね。
時間と気持ちに余裕が無いワーキングマザーのお母様が、
禁止語、指示語が多くなってしまう気持ちはよく分かります。
もしかしたら、ここで言っておかなかったら、二度手間になって、
お母様がますます大変になってしまうという状況も多々ある事は事実ですよね。
忙しい時に、そうなってしまいがちな事は仕方が無い事だとも思います。
しかし、その弊害についても頭の片隅に置いていてくださればと思います。
「あれをしたらダメよ」
「これをしたらダメよ」
「うまくできないんだから、お母さんがやるからいいわ」
「ほら、やっぱりうまくいかないじゃない」
「お母さんがさっき言ったじゃない。言う事聞かないからよ」
こんな言葉がけを日常的にされて、自分のやろうとした事を、
いつも止められて育った子は、どんな子になると思いますか?
少し、考えてみてくださいね。
(かなり、子育てにおいて大切な事ですよ。)
特に、ワーキングマザーとしてお仕事と子育てを両立していくには、
これが分かって、子育てするだけでお子さんもお母様も、お互いに心地良い関係が築けるだけでなく、
将来お母様が「ワーキングマザーでよかった」と、思える子育てが可能になりますよ。
次回は、この質問に答えていきたいと思います。