場所を問わずにお芝居の可能性に挑戦し続けているシアターキューブリックですが、個人的にはやっぱり劇場には思い入れがあります。
今年は劇場公演が無くて少し寂しく思っていたりします。
私、劇場の楽屋がとても好きなんです。
劇場に来たらまず、狭い楽屋に荷物を置き、
共演者におはようと言い稽古着に着替えて、
舞台の上を舞監さんとお掃除します。
次に台本を片手に誇りっぽい廊下でアップをし、
楽屋に戻って、楽屋の隅で何かをしている演出家を横目にケータリングのお菓子を摘む。
本番前に皆で気合入れとスタッフさんによろしくお願いしますと挨拶をして、楽屋で冗談を言いながら衣装、メイクを着ける。
本番前には楽屋で共演者と「今日もよろしく」の握手をして、幕が上がる。
終演後はありがとうございましたとお客様にお別れをしてまた楽屋に戻る。
鉄道や商店街の楽屋もやってることは同じなのですが、なんでですかね、劇場のあの"楽屋"がとても好きなのは。
自分と同じ夢を見ている別の誰かたくさんの人がこの同じ場所を使っているからなのでしょうか。
今とても、劇場の楽屋が恋しい。
鉄道もそんな思い入れのある劇場に変えてしまいましょう!!