人、ひと、ヒト | 川のほとりのお茶屋さん*大仙市兼松園スタッフブログ

川のほとりのお茶屋さん*大仙市兼松園スタッフブログ

はじめまして。
秋田県大仙市にあるお茶屋「兼松園」新米スタッフブログです。おいしいお茶のお話、お店のお話など微力ながら皆さんにお伝えしたいと思っております(o^^o)

皆様こんにちは。


本日は冬至。
1年のうちで昼の時間が
もっとも短い日。



そういえば昨年の冬至は
息子が帰省していて
気を利かせて
ゆずを湯船に浮かべてくれたのですが
気を利かせて(2回目)
ゆずを切り刻んでいれてしまい
湯船が大惨事に…
心遣いが嬉しくて
そのまま入りましたけどね。




多分小さかった頃には
小さかった頃なりに
何らかの人間関係の悩み?が
あったのではないかと思いますが
大人になるにつれ
人を悩ませるのは
つくづく人間(…と金)だなと。
人と関わらず生きていけないし
時と場合によっては
言わない人とも
うまく付き合わないといけない。
職場、学校、趣味の場
人集う場所に人間関係はつきもので。
とはいえ
自分を成長させてくれ
癒してくれるのも人。




昨日あるお客様がご来店。
私から見たらおばあちゃんの年齢の女性。
副業の毎日大曲にも(近所らしく)
時々ご来店下さり
そちらで声をかけていただいたのですが
私が覚えていなかったようで
実は当店にも度々ご来店いただいていて
私を覚えていてくださったそう。




昨日は御進物のお買い物にいらしてくださったのですが
しばらく私の姿を
毎日大曲に探したけれどいないので
ここなら会えるだろうと
買い物がてら来ましたと。



実際はもっと秋田弁です。
かなりなまってます。



いやいや、気にかけて下さり
有難いこと。



おめ、何曜日だば
あっちで会えるのよ?←こんな感じ
(あなた、何曜日に毎日大曲に出勤してるの?)



決まってないんですよ~~
と、答えるも
心の中では
おばあちゃん、私仕事辞めるんだよ。
と、静かに報告。




自分がお客側になれば
常連になっているとはいえ
ただ話をするためだけに
店に行くことが何だか申し訳なくて
用事がある時に行くとか
予定になかった
何かしらを買ったりすることもあります。
そんな気遣いいらないから
ただ寄ってと言ってくれますが
根っからのお人好しなので
何だか余計な気を遣ってしまったり。



店側としては
勿論売上がないと大変なことで
私も働けているのですが
ここ最近私は
お金では買えないお客様との繋がりや
出会いも時に大事に思っています。
まあ、これは雇われている側の
きれい事かもしれません。



当店にも
茶道を嗜まれている方が
気軽に立ち寄って
店主や先輩スタッフと
茶道談義に花を咲かせています。
私は茶道の種も蒔いていないので
咲かせる花が残念ながらないのですが
その様子を仕事しながら耳にし
こういう場所があるのは
素敵なことだなあと思っています。
私が出来るのは
店内に咲いたその花に
お茶を出すこと位…



人間関係が希薄になり
下手すると御近所に
誰が住んでいるのかもわからぬこのご時世
でも人は人との繋がりや
気兼ねなくふらりと立ち寄れるお店
自分だけの居場所を
求めているように思います。
そしてそれを見つけられる人生は
実はすごく幸せなことかもしれません。



と、小難しきことをひとり思う
12月21日の昼。




本日も川のほとりで
お待ちいたしております。



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