仲秋の彩り | merveilleux777のブログ

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お花の教室…
メルベイユ、フルール
「素晴らしい花」主催


日常の中で感じたことをエッセイ、ポエムにして…♬



例年 9月になれば涼しくなり 


今はもう秋🍂〜♪



ところが いつまで続く残暑



10月になり ようやく


過ごしやすい秋の涼しさに…もみじ







今年は 蚊も暑すぎる夏より 


秋口に多発したり


カメムシが 全国的に大量発生したり


猛暑続きの影響で 


虫達も 例年にはない異常発生




例年なら 秋の七草も


9月中旬には あちこちで見かけるが


今年は いつまでも気温も下がらず 


例年より遅い 花の開花




10月初め ようやく目にした 


秋の七草にも読まれる…ヤマハギ照れ






萩の形状をみれば…


垂れ下がった花は 豆科だけあって

可愛い豆のような蝶形



萩の漢字をみれば…


秋に咲くから草冠に秋




萩の花は 花の形も


当てた漢字に照らしても


見たままの自然体


昔から人々に愛されてきた


秋待ち花〜秋の七草…クローバー








秋は 十五夜🎑まん丸お月様🌕


縁台に お団子🍡と


秋の七草〜ススキ🌾と萩


秋を思わせる情緒あるお月見🎑



今年は 中秋の名月と満月の日が同日で


夜空には 綺麗なまん丸お月さま🌕



次回満月と重なる 7年後にも


穏やかに夜空見上げ お月見ができたら


贅沢な秋の十五夜🎑







例年 秋分の日のお彼岸には

お墓参りに決まったように咲く 

彼岸花だが…



野原やあぜ道でも見当たらないのは

9月になっても残暑が続くせい


どうやら 気温が30度以下になり

秋を感知しないと 花も咲かないらしい


10月かかりに ようやく目にした彼岸花も

例年より少ないように思える


植物にも 夏の暑さの影響があるようクローバー






彼岸花は…


数日で花が咲き終わり

あっという間に 茎だけになり


やがて 葉が伸び

冬になると葉は 全く消え

花と葉を 同時に見られない




葉のある時 花はなく 


花の時 葉がない


葉と花が 互いに思いやり成長する彼岸花


そんな美しい花の習性は 


とても眩しい 鮮やかさ花火



彼岸花と同じように 


花が燃え盛る炎を彷彿させる 鶏頭



名前のように 

鶏の鶏冠のような花


花に見えるのは 

茎の先が変化した花穂


隠れて 花びらのない

小さい花が付いている

ちょっと変わった形状



平安時代以前に大陸から渡り 


万葉集にも登場している 


古きゆかしき 鶏頭



9月のいけばなの花材として


ボリュームある真紅鶏頭は


秋の深みある存在感を 魅せてくれている紅葉




そして自然の風味が味わえる


季節の花材〜観賞用の栗🌰…


「サレヤロマン」


枝に栗が付いているので 活けやすく


秋を感じさせてくれる 暮らしの潤い栗




栗は 原始時代の日本で 


保存食として栽培され


数十年前には…


柿や栗の木が 庭にある家もあり


長閑な自然溢れる 田舎風景が目に浮かぶもの栗







ブナ科の栗🌰も 近年


森の伐採や猛暑続きの影響で


山に住む動物達も食べ物不足で


山を降り 栗実を荒らし減少してるという




動物と人との共存共栄は


どんどん難しい時代に…




我が家では


観賞用の栗の木ではあるが


秋の自然の風情を感じ


ほくほく栗ご飯で 秋を味わい


手間暇かけて 見て食して〜秋を満喫🌰🍂







花材の中には 準絶滅危惧種ともいわれる


秋の七草〜藤袴…


日本書紀 万葉集 源氏物語にも登場する


古くから日本人に愛されてきた草花クローバー



花の色が 藤の花 

形が 袴に似ていて


房をなすように集まり

淡紅紫 白などの花色で

小さな花を咲かせる



自然の中でも中々出会えない藤袴は


切花でも余り出回らないので


秋の貴重な花材を目に ときめきクローバー





野山には 秋の七草


 〜おすきなふくは〜


 お…おみなえし 女郎花

 す…すすき 薄

 き…ききょう 桔梗

 な…なでしこ 撫子

 ふ…ふじばかま 藤袴

 く…くず 葛

 は…ハギ 萩



美しの古来から 秋を 象徴するように


自然の中でも 切り花でも


目にするゆかしき秋の七草 


一つ二つと〜七草に魅せられる照れ