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sesaaブログ 癌ちゃん一緒に生きていこうを引越しさせました。
肝臓ガンステージ4との共存を計り試行錯誤の日常と妻や社会への感謝を綴ったものです。

マーカの跳ね上がりを受けて本日2か月ぶりに造影CTを撮りました・
その結果、左葉は動注の効果で腫瘍の縮小が見られますが、S1区間とS4区間に新たな腫瘍が発生。
ここは、1年以上前にTACEにより造影剤がしっかり詰まってたところですが、それが綺麗に流れてしまっている。つまり腫瘍が再発しています。
丁度、粒子線を照射した境界の外側部分です。
そこで、粒子線の再照射(前回とは重ならないように)を検討します。
ところがこのS1区間は腸が近くにあります。
その為、ここを照射する場合照射の精度を上げるためにマーカを入れる必要があります。
(確か、これって保険非適用だったような)
また、動注の効果がS1とS4で見られないことから血流の改変も必要。
さらに、上方からくる血管から腫瘍が栄養されてないかどうかを見るために、アンギオ検査が必要になりました。
これらを一度に済ませるために、来週緊急入院します。
  マーカーの敷設。
  血流改変
  可能であれば、S1を塞栓する。
  S4区間に栄養している血管を探す。
です。
S1だけでも塞栓できれば、粒子線の治療リスクは大幅に下がります。

安易に全肝塞栓にいかなくて良かったです。
左葉に効果の出ている動注が、この場所だけ効果が出てないことから、血流が悪く抗がん剤が届いていない。或は他の血管から栄養されている事が考えられます。
で有れば、いくら全肝に塞栓しても効果が出ないと思われます。
とにかく、ギリギリですがターゲットが見つかりました。
リスクのある治療ですが、前に進みます。
ちなみに、肝機能は改善の方向でしたが、マーカは上昇してました。
白血球もリンパ球が26%、好中球50%と良くなってました。