粒子線治療のダメージと心理的ダメージのダブルパンチでダウン寸前まで行ってきました。
今回の粒子線 治療は肝臓に対して2回目。
普通はやりません。
ですが、隠れていた癌が成長しそれも大きな欠陥に近づいたため強行しました。
強行するにあたって、
生き残っている左葉の癌にしばらく眠ってもらうためのTACE、粒子線では照射できないところの癌にもTACE。
おそらく動注が回っていないと思われる所への血流改変を行いました。
本当は、粒子線治療中のソラフェニブ投与、もしくは動注と並行したかったのですが、肝不全のリスクが高まる(早ふ言えば死ぬ)のでこれは停止しました。
結果、粒子線治療の後の造影CTで左葉に多くの癌が発生してしまいました
又、肝機能も著しく低下しました。
正直、ショックでした。
やっちまったか?判断ミスったかなって思いました。
直ぐにPETを予約し普段は安静かつ強ミノフィットの注射を近所のクリニックで開始しました。
肝臓内の様子から全身も恐らく転移のラッシュが起こっており、ハッキリ死を覚悟しました。
肝機能の方は、強力ミノフィットのおかげか回復しております。
今週の初めに主治医の元へPETのcdを持って受診したときは、転移が数えれて治療可能なら良しとするつもりで受診。
部屋に入るとPET画像を見ながら、過去の骨照射が良好な事などの説明がありましたが(早く結論言ってくれー)無治療状態の仙骨も悪くはなってないみたい。
で、
新たな転移はありませんでしたと、主治医が笑顔で答えてくれました。
先に言えよ先に。
どうやら、神様は未だ未だ戦えと曰われているようです。
その日は、ミリプラチンを動注し恒常的に高止まりしているCRPを下げるための消炎剤などの処方していただきました。
今回のぺtほど怖かったのは初めてですが、気がついてみれば、初めて何も見つからなかった事になります。
5回目にして初勝利です。
これから、どんどんと、この様な高リスクの治療が増えそうです。