ホリスティック(全的)な健康観に立脚する | みちあかりのブログ

みちあかりのブログ

ホリスティックセラピー みちあかり
セラピストのつぶやき&お知らせ

私がよく書いているけれど『ホリスティック医療って何?』って、よくわからない方がきっと多いですよね🏥

実は解釈は人それぞれで、哲学的な部分が多い世界ですが、私が所属している“NPO法人日本ホリスティック医学協会”には、5つの定義というものがあります。
今年の初めは、それについて一つ一つ、私なりの解釈でお伝えしていこうと思います😊

まずその①
ホリスティック(全的)な健康観に立脚する🍀
・人間を「体・心・気・霊性」等の有機的統合体ととらえ、社会・自然・宇宙との調和にもとづく包括的、全体的な健康観に立脚する。
とあります。

これに対する私の解釈は
ホリスティック医療は、『人間をまるごと全体的にみる医療』であり、いのちの営み全体をありのままを見つめ、病気でない状態が健康であるという事ではなく、与えられている条件において、最良の「いのちの輝き」を得ている状態を健康と考えます。

「からだ」とは、肉体・精神・心・魂の総体です。
からだの内側、そしてからだを取り囲む環境との調和の乱れは、私たちの心や肉体、生活に現れてきます。
それが時には病となり、悩みとなり、生活を脅かす脅威となり、不調和であることを知らせてくれます。

私たちがイキイキと、命を輝かせて生きるには、病気や怪我という『部分』だけを診るのではなく、その人それぞれが持つ物語や置かれた環境、社会までみていかなくてはならないし、スピリチュアリティな目線で、人の命や存在を考えることも必要になってきます。

あまりにも壮大な世界なので、全てを念頭に置き続けることは難しいですが、全てが繋がっているという事は、頭のどこかに置いておいて下さいね💫

息をしていて、心臓が動いていれば『生きている』のではない。
これも西洋医学とは違う部分かも知れません。
人間の致死率は100%😇
どう生ききるか。どう逝くかも、その人それぞれの選択です。

少し前に、自分の人生を楽しむという感覚に、初めて気付けたというガン患者さんが、辛い副作用がある治療をやめて、楽な体で残りの人生を楽しむ事を選択しました。
その時の笑顔は、初めてお会いした時とは別人で、血色も良く、キラキラと輝いていました✨

あなたなら、苦しい治療で命が少し伸びるかも知れない治療と、自分らしく好きに楽しむ時間。
どちらを選択しますか?
その結果、どちらの命の時間が長いかは、自ら納得できる選択をして、進んでみないとわからないのです🌈