おはようございます。
先日、女性起業家サロン交流会でお会いした
料理教室「娘と和食を」を主宰されている
黒田真梨子さんにお会いしてきました。
黒田さんは、子どもと一緒に料理をしながら
伝えていけることがあると
「台所育児」を、子育てママさんたちにお伝えしています。
優しい雰囲気の、笑顔が素敵な黒田さん。
育児や食育、受験
子育てビジネスについて、
共感できることがたくさんあり、とても楽しい時間を過ごしました。
実はね、私が子育てカウンセラーとして
日々、子育てママさんたちとお話をしていて
常々感じていることなんですが
ママの食事から、子どもはつくられる
って、思うんです。
どういうことか？というと。
妊娠する前からの食事で、お腹の子は育てられ
ママの食事で母乳はつくられ
ママのつくる食事で、子どもは育っていく
当たり前のことなんですが、
それだけ子どもって、親の生き方や生活の方法を
もろに影響を受けて
大人になっていくわけです。
ありがたいことに、
私がいつもお会いするママさんたちは
食に対する意識がすばらしく高く
毎日を丁寧に生活されている方ばかり。
先日も、近所に畑を借りていて
野菜を収穫して、それで作る料理の美味しさを
子どもと共に楽しみたいという
ママさんにお会いしました。
素敵ですよね。
都会に住んでいると、便利な生活に慣れて
なかなか土に触れたり、植物に触れることはできません。
でも、野菜づくりを身近に感じながら
芽が出て、葉が出て、花が咲くことや
季節によって違う野菜が収穫できることを
実際に見ながら学ぶことは、
きっと机に座って、植物について勉強するより
はるかに子どもの脳を刺激して
豊かな心を育てるでしょう。
そして、自分の収穫した野菜でつくる料理は
格別な美味しさだと思います。
今、私の住むエリアは
幼稚園・小学校受験が珍しくなく
私の娘の通う予定の小学校も
ほぼ8〜9割が中学受験をするそうです。
都会では、当たり前のこの現象を
一概に悪いとは思っていません。
子どもの教育に熱心になることは
親なら当然のことだし、
これからのグローバル社会で
生き抜くためには、
競争を勝ち抜いていく学力は必要です。
でもね、その前に。
子どもにとって、何が一番大切なのか？
考えてみてください。
将来、大人になった時に
どんな人間に成長していて欲しいですか？
私は、娘に
人の心や、相手に対する思いやりや
目上の人に対する尊敬の気持ち
自然の大切さ、
今生きていることに感謝する気持ち
そういうことを大切にできる人間に
なって欲しいと、思っています。
だから、いろんな経験させたいし
心を育てるために、お金と時間を費やしたいです。
豊かな心が育った子どもは、
必要に迫られたとき
自然に、自分の最大限の力を発揮できるように
努力することができます。
様々な選択肢を持ち
工夫してやり方を考えて
何とかやろうと試行錯誤をする
それが、本当に生き抜く力だと
思いませんか？
だからね、ママだからこそ
大切にしていきたいんです。
娘と一緒に買い物へ行って、良い食材を選ぶことから
豪華ではないけど、ちゃんと手作りして
料理するところを見せたり、触らせたり
美味しいね、って言いながら食べること。
食事は、一番の学びの場。
親の生き方の姿勢が
次世代の子どもたちの豊かな心と
健やかな身体をつくっていくと信じています。
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東路子
ISD個性心理学協会 インストラクター
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