こんにちは。伊藤ピスケです (｡･ө･｡)
ブログタイトルに反応したあなた。私と気が合いそうですね（笑）
あんまり固い話ばっかしてても退屈なだけなんで、今日は方の力を抜いて、そんでもってちょっとためになる（かどうかは知らんけど）お話しをします。
さてさて。こんなマーク見たことないですか？
「あっ！見たことある！王将で！」って声が聞こえてきそうですが、たぶん王将にはないと思いますけど、中華料理屋とかで見たことあると思います。
このよくマーク、何のマークか分かりますか？
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ブー！時間切れ！
答えは「太極（たいきょく）」というマークです。
今日はこの「太極」についてお話しをしてみたいと思います。
この黒いおたまじゃくしみたいなのと、白いおたまじゃくしの合わさったような太極のマークは、推拿などの中医学を含む基本的な概念を示しています。
黒のおたまじゃくしと白のおたまじゃくしは、それぞれ「陰」と「陽」を表しています。日本にも安倍晴明が残した「陰陽道」というのがありますよね？あれのことです。
「陰」と「陽」って聞くと、「陰」には何かマイナス的なイメージを持ってしまいますよね。でも我々の身体の健康に保つためには、「陰」も大切な存在です。
黒のおたまじゃくしは「陰」で、上から下に行っているようなマークで、物事や事象を収束する力があり、静かなエネルギーのことをいいいます。「静かなエネルギー」とは何かと言うと、その場にとどまろうとするエネルギーです。
中医学的に表される陰とは以下のようなモノを指します。
・月
・夜
・水
• 女
• 裏
上記の陰を代表するものを見てもわかる通り、どれも生活に密着している存在です。
世の中に女性がいなければ、子供を産むことができないので、人間の種が終わってしまいます。
世界が昼だけで、夜が来なければ地球が乾燥し、水がなくなり生物が死に絶えてしまいます。
表裏一体という言葉通り、表だけで裏がないというのは、やはり世界が成り立ちません。
次に、白いおたまじゃくしは「陽」で、下から上に行っているようなマークで、発散するエネルギーや動き回る活発なエネルギーのことをいいます。
東洋医学的に表される陽とは以下のようなモノを指します。
• 日（太陽）
• 昼
• 火
• 表
• 男
陰ばかりでも世界はやはり成り立ちません。もちろん陽もなくてはならないものです。
夜ばかりでいつまでも日が昇らず昼が来なければ、農作物は育ちません。
日の光や活動エネルギーが無ければ、やがて地球上の全ての生命活動が停止してしまいます。
また、地球上のすべてが女性だけでも、やはり種は絶えてしまいます。
ということで、「陰」だけでも「陽」だけでも、万物は成り立ちません。 それは人間の身体にも言えることです。
この太極図は白い陽の中に黒い点が、黒い陰の中に白い点がありますが、それは「陰の中にも陽があり、陽の中にも陰がある」という意味です。一見、陰だけに見える物事の中にも陽があり、陽だけに見える物事の中にも陰がある、という自然の摂理を表しています。
太極図は世の中全てのものにあてはまる深い意味を、下記のようなシンプルな図の中で表しています。
推拿は、身体の陰（左半身、下半身）と陽（右半身、上半身）のバランスを整え、身体の状態がうまく機能するようにしています。
ちょろちょろ書く予定がガッツリ書いてしまい、思わぬ長文になってしまいました。
あなたの体の不調は身体の陰陽のバランスが崩れているからかも知れませんので、一度ご相談・お問い合わせください。詳しいことが分かると思います。
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