先日 七五三に行ってまいりました。
3歳娘は、従妹のお姉ちゃんの御下がり着物を着てお参り。
すぐに草履からスニーカーに履きかえ。
被布(ひふ)×スニカー姿の3歳児たち、
境内を走り回ってました。
大きくなったもんだなぁ。
私達夫婦は、
結婚して5、6年たっても妊娠しませんでした。
別に子どもができなくてもいいかな、と。
2人でのんびりそんなことを考えていたところに
私の両親や妹(2人の子を出産済み)から、
「出産を真剣に考えたほうがいいよ」との
ありがた迷惑なアドバイスがやたら届くようになり。
妹からは毎日のようにメールが、
携帯を持たない両親からは電話や手紙。
手紙の中には「子宮年齢」「高齢出産」に関する新聞の切り抜きが添えられて
「わかった、わかったよ。病院に行くよ。」
半ば皆の気持ちをおさめるために
私は産婦人科に通うように。
安心できそうな病院を選んで定期的に通う日々。
人気の病院だったからか?待ち時間がハンパなく!
長い!ナガイ!NA・GA・I !
予約してるのに3時間4時間待ちなんてザラ。
そして診療は4、5分。
1日仕事ですよ。どこの大病院かと思うほど。
体のタイミングに合う週末に予約が取れなくて
診療が平日になることもしょっちゅう。
仕事に穴をあけての病院通い、
つらかったな~!
数か月通った後
1回日帰りの手術をして、そのすぐ後に着床、妊娠。
その子が無事に産まれてきてくれました。
期間にしたら半年ほどで私の不妊治療は終わり。
もっと長く治療されてる方もいる中で、たった半年。
それでも
「もうここに来なくていいんだ」という安堵感たるや。
治療中の
長い待ち時間にはこんなことも。
2人目妊娠のために1人目のお子さんを連れてくる女性。
幼い子が何時間も待ってられません。
大きい声をあげたりぐずったり。
ここにいる99%は子どもがいない女性。
密閉された空間での、ちびっ子の泣き声。
無言の圧力を360度で感じているだろうお母さん。
あやす側もその声を聞かされる側も、
お互いつらいものが。
受診待ちの人にはまだ20代と思われる若い女性もいたし、
50代くらいのご夫婦もいたなぁ。
時間とお金をかけて治療にあたっている人たち。
そして、私もその一員だった。
たまたま娘が私のお腹におりてきてくれた。
どこかの本に書かれているように
娘が私達を選んで来てくれたのかもしれない。
「生まれてきてくれて、ありがとう」
「無事に育ってくれてありがとうね」
日々の忙しさで忘れがちだったことを、
七五三のお参りで思い出した。
「七五三」は、人生の通過儀礼のひとつ。
こういう儀式をする意味って、
こうして振り返りができることにあるのかな、と思う。
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