この春。
知的の特別支援学校に転校したよ。

転校してからも、ますます笑顔!!





引っ越したわけではないの。

かーちゃん、このさくの笑顔を守るため。

小学校に入学したとき。
肢体不自由の特別支援学校を選んだ。
高校を卒業するまで、そこに通うのだと思っていた。
小学3年生になったとき。
何となく、学校の小さなミスが増えた。
持ち物の、持ち帰り忘れ、連絡の行き違い、持ち物が壊れる。
???
怪我をして帰ってきた。
学校に問い合わせたけど、原因不明。
また怪我をした。
原因不明。
また怪我をした。
原因不明。
何度も話し合いを重ねたけど、平行線。
三学期、登校拒否した。

小学4年生。
登校してみた。

しばらくして、手の爪が剥がれて帰ってきた。
原因は、
「お着替えをしていたら、服に爪が付いてきた」

ある?そんなこと。

その事故が起こったときの学校の対応が納得行かなかった。
教育委員会も交えて、何度も何度と話し合ったけど。
異世界に居るように感じた。
さくが中心でない環境に思えた。

さくが小学3.4年生のこの2年間は、かーちゃんはちょうど社長に就任して、ドタバタ。
そんなときに重なって。
かーちゃん、自分を責めたりもしたよ。

逃げ場はある?
相談員さんに調べてもらった。

回答は、地域の学校か、もしくは知的の特別支援学校に、行けなくもない。
考えに考えた。
地域の学校。
もともと、幼稚園は地域の幼稚園だったから、友達もたくさんいるけど。。。
高校、どうなる?
場合によっては、また肢体不自由の特別支援学校に行く事になるかも。
なら、無いよな。

知的の特別支援学校の門を叩いてみようか。

たくさんの協力を得て。
最初は、ここは知的の特別支援学校なので。。。と消極的な対応を受けていたけど。

入学が、決まったら。
本当に手厚くウエルカムな感じで迎えてくださって。
デイサービスのお友達がたくさんいて、楽しくて楽しくて仕方がない様子のさくを見てると、涙が浮かぶ。

転校してから2週間。
もう、母が付き添う必要もほとんど無くて。
安心して、登校を見守っている。