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代官山のヘアサロン『RITZ』アシスタント
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今日は先日観た映画の話。


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前々から楽しみにしていたこの作品。

公開した次の週に力んで観たものの
睡魔に勝てず…

先週リベンジしてきました!笑






あらすじ
近未来のロサンゼルスで、セオドア(ホアキン・フェニックス)は相手に代わって思いのたけを手紙にしたためる代筆ライターをしていた。長きにわたり共に生活してきた妻キャサリン(ルーニー・マーラ)と別れ、悲嘆に暮れていた彼はある日、人工知能型OSサマンサ(スカーレット・ヨハンソン)と出会う。次第にセオドアは声だけで実態のない彼女の魅力のとりこになり……。






どんな映画かって聞かれて

『ヒトと人工知能のラブストーリー』

と答えていたのですが、



なんだろ。
実際観て感じたのは

『純粋なラブストーリー』

ってシンプルになるなぁ。と



前者の説明だと、
SF要素が強く感じるけど
実際、舞台は近未来のカルフォルニア

Siriの性能が良くなって
テレビゲームが3Dで楽しめる。
手を伸ばせば届きそうな
そんな未来。

ファッションも現代的で、
むしろクラシックな装い。

ハイテクノロジーと
ノスタルジアのバランスが秀逸で、
違和感なく入れます。



そして何より
史上初!声だけでローマ国際映画祭
主演女優賞を受賞した
スカヨハ演じる
魅力的なキャラクター

サマンサ

明るく、聡明で、好奇心旺盛
誰よりも思いやりがあって
人生にときめいている娘。

そんなの
誰だって好きになっちゃうでしょ。笑

セオドアを完璧にサポートしつつ、
自分の感情の変化に
リアルなのかプログラムなのか
迷ったり、
見ているこっちまでAIなことを
忘れてしまうくらい
誰よりも人間らしい。

そんな相手と本当に
自然に恋に落ちていく様子は
リアルだとか常識だとか
どーでも良くなるくらい美しい。

そんな一人の男と
一つの女の物語




見所の一つは手紙。
主人公セオドアの仕事は
依頼人の代わりに手紙を書く代筆人。

相手を想像しながら
暖かい言葉を紡いでいく
冒頭のシーン。

長年連れ添った夫婦、
戦争で亡くなった若者の両親への手紙、
孫から祖父母に送る礼状など

テクノロジーが進化した時代だからこそ
想いを伝えるツールが
あえてアナログな所が
スパイク・ジョーンズらしい。

そして、一人ぼっちのセオドアが
そんな人と人を繋ぐ仕事をしている
ことがまた面白い!

度々でてくる仕事シーンに
セオドアの考える
他人との距離や理想など
その後のストーリーを豊かにする
伏線が含まれてて
かなり重要なシーンになっています。





もうひとつの見所は音楽。

今回全編に渡って音楽を監修しているのが
昨年グラミー賞をとった

Arcade Fire
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来週のフジロックで来日しますね!

この映画を観るまで
名前しか知りませんでしたが…

とにかく最高!笑

この音楽なしでは
ここまで鮮やかな映画になり得なかった

そのくらい
登場人物の感情に優しく寄り添い
物語を彩っています。


特に好きなのは
セオドアとサマンサが
お互いの気持ちに気づいた時の曲
サマンサが作曲した
二人の写真の代わりの一曲

ピアノ一音一音が暖かくて包み込まれる
ようなサウンド。
日本ではサントラがないのが残念>_<

もちろん、劇中で2人が歌う
のkaren Oが作詞作曲の
も最高です!




なんだかまとまらなくなってきたので、
一旦この辺で…笑



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追記
31に例えるとポッピングシャワー。