こんばんわ。

今日は「サラとソロモン3」より、

私がとても参考になった箇所を記載します。



物語で読む引き寄せの法則 サラとソロモンの知恵/河出書房新社
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ソロモン

『たとえば、好きな先生がこの学校から去ろうとしていて、

 落ち込んでいる。


 男子たちが駐車場でケンカしているのを見かけ

 事態がエスカレートして、

 テレビで見るような深刻なことになっていないか心配する。


 ゆうべ、晩御飯の後で、お父さんが上司の愚痴をこぼすのを聞いて、

 近頃は職場でうまくいっていないのがわかった。


 友達のお母さんの具合がとても悪いと聞いて

 友達を気の毒に思い、

 自分もちょっと気が滅入っている。


 こうした望ましくない状況を考えるごとに

 感じている喜びが少しずつ減るのがわかるだろうか?



 さて、心を決めることだ。


 「先生がいなくなることは後で考えられる。

  でも、今は、先生についての好きなところを思い出すことにしよう。


  男子たちがケンカをしていなければよかったのに。

  でも、今は、人のことに首をつっこまないでおこう。

  彼らは彼らなりに決着をつけているはず。

  首尾よくいきますように。


  お父さんには楽しく働いてほしいけど、全てはお父さん次第。

  私に手伝えることはない。

  お父さんはいつも自分で物事を解決する。


  友達のお母さんの具合が良くなってほしい。

  けれど、私が心配したって何の足しにもならない。

  そのことは、友達の家族やお医者さんや天使や

  友達にとってのソロモンに任せることにしよう。」



 不安や心配がまだ残ってしまったら、

 こう言うだけでいい。


 「今、このことを考える必要はない。

  後で考えるとしても、今はやめておこう。」


 不安や心配はどんどん捨てていくことだ。

 ひとつ、またひとつ、と。』



『捨てるごとに、気持ちが軽く、明るく、楽しくなってくる。


 あまりいい気分でいられないときは、いつも、

 自ら不安やら心配やらを見つけて抱え込んでいる

 今すぐやめること、そして捨ててしまうことだ。』