いい気分の日もあれば、
気分が晴れずに憂鬱な日もあります。
何かの出来事がきっかけで落ち込んだり、嫌な気分になるときもあるし、
すごく不安になったり、恐怖を感じるときもあります。
罪悪感を感じたり、不甲斐なさを感じて自分を責めたくなる時もあります。
以前の私は、これらのネガティブな感情が湧くのを
極端に恐れていた時期がありました。
「こんなに不安や恐怖を感じていたら、引き寄せの法則で
さらに不安や恐怖を感じる現実がやってくる!
だたでさえ悲惨なのに、これ以上嫌なことが起こるのは困る!
そうならないためにも、早くこの不安な感情を何とかしないと!!!」
と。
不安を感じて、更にこの不安がまた別の不安を連れてきてしまうと思うと
さらに不安と恐怖をより一層強く感じていました。
だから、これらの感情を一瞬でも早く手放そうとしていました。
けれど、不安な感情をなんとかしようとしても、
湧き出てくる不安を抑えることはできませんでした。
そして、その度に、「嫌な現実をまた創造してしまう」と
さらに不安と恐怖を募らせていました。
とても苦しかったです。
今となっては、湧き出てくる不安はどうしようもできない(止めることなんてできない)ことがわかったので、それをムリに抑え込もうとしたり
一刻も早く手放そうとするのをやめました。
不安なんだから仕方ない、今私は不安なんだ、と思う(認める)ようになりました。
落ち込んだら、無理して明るくていい気分になろうとすることもやめました。
一週間のうち、3日間落ち込んで、どん底だったとしても
残りの4日間穏やかに過ごせば、良い現実が創造される。
一か月のうち、14日間落ち込んだとしても、
残り16日間が比較的穏やかに過ごせたなら、いい現実が創造されているんです。
1年の間、5カ月半落ち込んでいたとしても、
残りの6か月半を穏やかにいい気分で過ごせたら
創造する現実は、結果的に良いものになるんです。
そう考えると、ちょっと気持ちもラクになります。
晴れの日もあれば雨の日もある。
晴れの日も雨の日も両方生きていくためには必要。
それと同じで、人間としてこの世に肉体を持って生まれた以上、
常にいい気分で明るくいることなんて不自然で
そもそも無理な話し。
明るくていい気分の日もあれば、憂鬱で落ち込む日もある。
それが当たり前。
気分が晴れない日は、嵐が過ぎるのを待つように
ただじっとしてればやがて過ぎていく。
どんなに強い恐怖や不安な感情も、時間が経つにつれて
だんだんと弱まってていく。
どんな感情を感じても大丈夫だし、
どんな感情を感じる自分もそのままで大丈夫。
今はそう思います。