エックハルト・トールさんの教えに則り、
自分の思考をただ観察するように心がけています。
(観察すること自体すっかり忘れて、夜寝る前に思い出すこともしばしばだけど)
以前も自分の思考を観察しようとしたことはあったけれど、
その時は、精神的に疲れてすぐにやめてしまいました。
今になって思えば、思考にいちいち「いい・悪い」の判断や
なんとかネガティブな思考をなくそうとしていたから。
何か悪いことを考えてることに気づくたびに、
「こんなこと考えてたら、悪いことを引き寄せてしまう!
もっといいことを考えなきゃ!!
・・・でも、悪いイメージが消えない!どうしよう!」
といった感じで、思考と闘っていたから。
でも、そんなことする必要はなくて、ただ気づいて観察するだけで
本当はよかったみたい。
「あ、今後のことを考えてすごく不安になっている」とか
「自分はダメだ、ってまた考えてる」とか
「もう若くないから、何かを始めるには遅い、って思考は言ってるな~」とか。
ただ気づくだけ。
そして、その思考を相手にしない。流す。
思考に飲み込まれてしまこともまだ多いけれど、それでも
考えても答えの出ないことを延々と考えたり、
不安や悩みを1日中ずっと考えてずっとモヤモヤする、といったことは
もうだいぶ減ったかも。
不安や恐怖心、問題や悩みに自分を同一化しなくなって、
以前より苦しむ時間はだいぶ減ったような気がします。
余計なことを考える時間が減った分、
今ここにいる時間も少し増えました。
思考を観察してみると、思っていた以上に、
というかほとんど
過去の出来事や、未来への不安を
無意識に考えていることを実感できます。
多くのマスターや覚者がオススメしているこの
「思考を観察する」という方法、なかなか効果がありそうです。