古代小麦からのメッセージ | 運氣を上げるコーヒー屋〜美と健康で世界中をパワースポット化

運氣を上げるコーヒー屋〜美と健康で世界中をパワースポット化

元移動カフェ
(カフェアンコーラ)の焙煎する人ワタシの
コーヒー屋から見たしなやかに生きる指南書〜美と健康を本物志向の方へ

手回しロースターのコーヒー屋
Caff'e 'ancora(カフェアンコーラ)の
shimaです。



今日もコーヒー屋らしからぬ
ブログです。


やっと少しずつ
葉物野菜が安定した価格で
手に入るようになり、
我が家もその恩恵を受けています。



とはいえ、
季節を食で感じるようになったのは
まだ最近の話なんです、私。

自然の恩恵をたっぷり受けた
知多半島に住み、また食に関しての
関心の高い人達に恵まれ、

食の思い出の乏しい私には
胃袋だけでなく心も満たされる毎日です。




先日、遥々岡山から
予約の取れない
イタリアのおばあちゃん達から学んだ
暮らしとつながる料理教室
viorto主宰
今枝ゆかりさんをお招きし、
ゆるりがもりさんで教室に参加する
機会がありました。



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食材は知多半島の野菜から
サンアイさん、ゆかりさんがご用意してくれました。


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座学が一時間ありました。
この内容がとにかく濃厚で、
帰宅後家族に熱く語ってしまいました。
この内容は後ほど。



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みなさんで下準備。

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今枝ゆかりさん。

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包丁さばきが美しくて、思わず


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三分づきの小麦を炊いて
サラダに使います。

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とても大きなケイパーの塩漬け。



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パン教室の先生があらかじめゆかり先生からのレシピに元ずいて作った古代小麦のカンパーニュ。
甘くて美味。

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食べかけですが、今回のお料理。


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最後は古代小麦のクレープ。
香ばしい香りが漂っていました。

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みなさん味わい尽くしていました。



まず最初に小麦粉の話を一時間ほど
してくださいました。
昨今のグルテンフリーブームから
脱小麦粉の現状とグルテンや加工品としての小麦粉の話など、

実に奥深く、
どうしてパスタ食べた後に
胸焼けがするのか?

どうして消化に時間がかかるのか?

輸入小麦であれ
国産小麦であれ
乾燥温度が大事だということ。
また現在の小麦粉が行き過ぎた品種改良や消毒され、アレルギーの原因になっていることなど、

今現在の小麦と野生種の小麦の違い
腑に落ちる話ばかりでした。



この後からゆかりさんのデモンストレーションから料理をするわけですが、

実は今回は二回目の料理教室で
低温からオリーブオイルを温めて
じっくりと調理するのを
知っていたけど、かなり忘れていました。


今回は

蓮根とファッロのつぶつぶサラダ
里芋とファッロのチキンスープ
大根とエビの古代小麦のペンネパスタ
古代小麦のクレスペッレ(クレープ)

でした。

基本は低温でオイルと塩。

シンプルで美味しい。

古代小麦の消化の良さが
食後に眠気を誘わず、
シャキッとしていられたのには
驚きました。


今回使用した古代小麦と
大手のパスタメーカーさんは
イタリアの同じ州にあり、

かたや大量生産
かたやオーダーメイドのゆっくり生産
と全く真逆な取り組み。

戦後大量に食べるものが必要だったために
品種改良や放射線照射され、
育てやすくたくさん生産出来るようになったものの
そろそろ大量生産、大量消費を見直す必要があるのでは?と
感じました。

とはいえ、あまり過敏にならず
何事もバランスだよね、と
ゆかりさんは話してくれました。



ゆかりさんの眼差しや眼光に
強さを感じ、また料理を料理だけと
捉えず


生き方そのものだと
いう姿勢が
人の心を掴むのだなと思いました。


主婦、主夫には
料理はつきもので切っても切れない関係。
そんなルーティンだからこそ
食は奥深く、大事なこと。




シンプルと簡単は同じではない。


このメッセージは
料理が楽しくなるスパイスだと
じんわりと心の奥まで届いて行きました。





この後私は別件で予定があり、
出かけましたが、
食後の睡魔にもほとんど襲われず
午後からも元気に過ごし、
明日は何を作ろうかな、と
ワクワクホルモンがバッチリ出てました。



今日は一日お篭りの焙煎日和。

自分のためにお昼ご飯作りたいです。






いつか、岡山の教室に参加できるのを
夢見て。。。