手術の説明を受けました。
まず、造影剤をいれたレントゲンを見せてもらった。
造影剤が入って白く写ってるのは神経がある場所。
おぉ。真っ白やん。
神経がない部分は肛門入り口のほんとに直腸の部分の短い範囲でした。
よかった。
と思ったのもつかの間。
S状結腸が普通の子よりも長い。
S状結腸が普通の子よりも太い。
これは、放っておくべきではない。
長さは、どうやら生まれつきみたいです。
が、太さは、今までうんちが溜まって排便するって感じやったからか、溜まりすぎたのか太くなってしまったみたい。
結果、S状結腸は神経はあるけど切除したほうがいいと。
幸い長いので、少しは残るのかな?
手術では、下行結腸と肛門をつなげるのだそう。
ショックでした。
切除の部分は少しだけやと思ってたから、まさかS状結腸がなくなるなんて。
生活に支障がないか聞いたところ、普通の子よりも下痢になりやすいみたい。腸炎とかになると。
排便機能に問題は起こらないと。
が、ヒルシュスプルングの戦いはこれで終わりではなく、普通の子よりも排便機能が弱いので、うんちをコントロールするのに時間がかかると。
排便ができるようになっても、自分でコントロールできるようになるのは小学校高学年、中学生になってからなんだと。
つまり、お腹が痛くなったりしたら、学校で漏らしてしまうかもしれないということ。
自分の体が、みんなと違うんだ。と理解して意識するようになるまで、コントロールは難しいみたい。
みんなと違う。どうしたらいいのかな?と考えるようになって、やっと自分でうんちをコントロールできるようになるんだって。
そうか。
もしかしたら学校で嫌な思いをするかもしれない。
みんなと一緒じゃなくていい。
ゆっくりでいい。
そう思うけど、やっぱり傷つくやろなぁ。
悩むやろなぁ。
母は全力で支えるからね!
いっぱいパンツ買ってあげるからね!
一人で悩まないでね!
手術後は集中治療室に入るので、しばらくは付き添いできなくなりました。
息子と離れ離れに寝るのは新生児以来。
不安すぎる。私が。笑
寝れるかな。私が。笑
もちろん息子も私以外の寝かしつけで寝たことないし、ちゃんと寝れるかな?と思ったけど、術後は痛み止めと鎮静剤でウトウト状態が続くらしいので、寝てくれるかな。
お腹とお尻にドレーンを入れたまましばらく過ごすそうで。
お腹のドレーンは抜いたあと縫わないそうです。
びっくり。
自然に閉じるんだって。
手術はお腹からとお尻から。
腹腔鏡でおへそとお腹を4箇所5mmほど切ってそこから銚子とカメラで手術するそうです。
すごいね。
縫い合わせるのはお尻から。
なんだか、すごい手術です。
不安もあるけど、わたしの気持ちは直で息子に伝わるので、明日は笑顔で送り出してあげたい。
頑張ろうね。