泣きながらケンカを
止めて
なんとか
その場は収まった
教護院の同級生達は帰り
私は学校へ行った


教護院の同級生達と
全く遊びたくなかった訳ではなく
それをすると
ズルズルと関係が続き

学校に行かなくなるかも…という自分への不安があったから断った


気持ちが沈んだまま
授業を受け
母との住まいに戻った
母は、お酒を飲んでいた

昔のように絡んできた
お金も無かったようで
私にバイト先から
前借りをしてくるように
指示してきた
『無理!嫌だ!』
心の中で叫んでいた…


翌日、バイトが終わり
学校に行った時…
副担任のN先生が私に
声をかけてきてくれた
『かずよ、話ししよう』と…


つづく…