貴女がつくるSpecial One ☆ 大阪北摂大人のポーセリンアート倶楽部Miss-yuです。


あの時のあの経験は、こういう意味だったんだね!


遠い昔のことが、意味を帯びて今に蘇る。
そんな経験ありませんか。




学生時代に経験したことがそのひとつだと、
最近気がついたことがあります。




それは、遠泳




必修単位の5キロの遠泳。
平泳ぎがぜんぜんダメだった私に、海での泳ぎ方を教えてくれた先生がいて、



力を抜いて浮かんでごらん

胸の前の水を抱きよせてごらん

顔を出して息をしてごらん

脚で水を挟んでごらん




このとおりにすると不思議にすーーっと海と一体になれました。
わずか数分で平泳ぎができるようになって、
魔法をかけられた気分。

達人の指導力とはこういうものか!





しかしながら本番の遠泳実習では、マラソンと同じ、ゴールまでいっさい他人のちからをかりれません。


だけど、少し離れたところにバディがいて見守っていてくれる。

その向こうには先生と漁師さんがいる。




そして、先生に言われたことは、、、



泳がなくていい、浮かんで手足を動かしていればいい、
そうすれば潮のながれが運んでくれるから。
ちゃんと見てるから。









人生も半ばにさしかかったころに
子育てやら、親の介護やら、夫の仕事のことやら、
さまざまな難題がふりかかってきて、



渦中にいる時は
これをなんとかしようと、私が頑張ればなんとかなると、

流れに逆らって必死にあらがってたけれど、

それで、頑張ったから今があるとも思うけれど、






嵐が過ぎ去って、平穏な時間が流れ始めた時、


これからは流れに逆らわずに行こうと、


流れに乗るのでもなく、
そばにいる人たちに感謝して
変わっていく景色を味わいながら、流れの中で漂っていこうと、



思ったのでした。






学生時代に経験した遠泳は、まさにこの感覚の前体験だったようにおもいます。




沖に出て、深い海をひとりで泳ぐ。
どこにたどり着くともわからない。


下を見れば底が見えないけれど、顔をあげれば空が広がっていて、


自然に抱かれている、
周りを見れば家族や友達がいる、



胸に砂がついて岸辺についたとわかるまで手足を動かし続けるのが遠泳。人生も同じ。






私の人生、物理的には後半を迎えていますが、


まだまだと無理することもなく、
もう歳だからと流れを加速することもしないで


動き続けて、感謝して、穏やかに今日一日を過ごしていけたらと

思うこの頃です。






とはいっても、
やりたいこといっぱいあるなぁ!
ゴルフに関しては年齢に逆らいたい!

言ったこととぜんぜん違うじゃん😉




💖💖💖



絵のない長文なのに
お読みくださってありがとうございました!