高濃度汚染の泥、福島市営公園にも
高校のプールの汚泥から1キロあたり10万ベクレルを超える
高濃度の放射性セシウムが検出された福島市内で、朝日新聞記者が
市営運動公園の一つの排水路で採取した汚泥から
1キログラム当たり4万4500ベクレルのセシウムが検出された。
高濃度汚染を確認した市は22日、現場にシートをかぶせ、立ち入り禁止にした。
高濃度汚染の泥が見つかったのは、同市森合の森合運動公園内で
球技などに使われる多目的広場にたまった水を流す排水路の一画だ。
付近の放射線量を調査していた記者が
地表の線量が周辺の20倍以上にもなる場所を見つけた。
そこから泥を採取し、福島市内のNPO法人「市民放射能測定所(CRMS)」
に測定を依頼して結果を得た。
汚染された泥は、散歩や球技を楽しむ親子連れ、登下校の高校生らが通る道の
かたわらの、約1メートル四方の場所にたまっていた。
22日に記者の通報を受けた市も即日、地表の線量を測定して
高濃度汚染を確認し、周囲の約60平方メートルの範囲を立ち入り禁止にした
市は、この公園の表土を入れ替えたり、芝生を張り直したりする除染作業を
昨年度中に終えている。市の除染担当者は「なぜこんな局所的なホットスポットが
できたのか分からない」と首をかしげている。
国が責任をもって処理する指定廃棄物の基準値8千ベクレルを大きく
超える泥のため、市除染推進課の荒井政章課長は「原因を調査し
除去した汚泥は、敷地内に埋めるなど安全に処理したい」と話している。
ソース
http://www.asahi.com/area/fukushima/articles/MTW1304220700002.html
私のtwitterのURLです。フォロワーになっていただけるとプログ更新を早く知ることができます。
https://twitter.com/#!/Matufuji1216