おしどりマコ氏「地下水バイバスの汚染水が規制値を超えた場合の対策は、東電は何も考えていない」 | まっちゃんのブログ

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2014年4月20日に神奈川県横浜市で

「脱原発市民会議かながわ&ハーベストムーン

LIVE 2014」が行われました。

ゲストとして出演していたおしどりマコ氏が

福島第1原発の地下水バイバスについて

話しています。

3月25日に福島県の漁連が東京電力に質問書と

要望書を出して、4月4日に東京電力が漁連に

回答書を出し、漁連が地下水バイバスを了承した。

その回答署によると、運用目標以下であれば

海に流し、運用目標以上であれば

運用目標以下になるように対策すると書かれている。

運用目標以上な場合、どのような対策をするのか

と聞いたら、「この文章自体たんなる意思表示であって

具体的な対策はありません」と東電がいった


と発言しています。

それと運用目標にはからくりがあり

No1~12の地下水の井戸から一旦組み上げて

全て同じタンクに移してから測定する。

ということは1箇所がすごい汚染でも

希釈されるということです。

「これ希釈じゃないんですか?」と聞いたら

「これは希釈ではない、運用方法です」といわれた

と発言しています。

ちなみに東電は希釈は絶対にしないと言っています。




20分33秒頃から
おしどりマコ氏「で、汚染水を減らす為の対策の一つとして言われているのが、地下水バイバスということなんですね。1、2、3、4の建家の下に地下水が流れこむ前のこの辺りに井戸を掘って、汚染水に触れる前に地下水を組み上げてそのまま海にだそうっていうのが地下水バイバスのコンセプトなんですね。

で、でもこの計画ができたのが2012年なんですよ。で、2012年にできて年末から井戸を掘り始めて2013年頭に福島県の漁連の方々のOKがとれたら、地下水バイバスの計画を始めましょうとなっていたんですけど、2013年の4月から地下貯水槽の汚染水が漏れ、そして夏からタンクエリアの汚染水がどんどん漏れているので、この 本当は汚染されていない地下水だから、組み上げようと言っていたのに上流側でどんどん汚染水が漏れてしまって

なので本当に、この地下水バイバス、地下水汚染されてないのっていうのが去年の段階だったんですよね。でもなんか知らないけど、地下水バイバスの計画やめるのかなと思った。」

おしどりケン氏「辞めると思いましたよね。」

おしどりマコ氏「ねぇ、明らかに上流側でガンガン出ているから、やったとしてもまぁ数年の命だなみたいな感じだったじゃないですか。でもなんか今年、地下水バイバスの計画がまた突然持ち上がって、それで3月25日に福島県の漁連が東京電力に質問書と要望書を出して、そして4月4日に東京電力が漁連に回答書を出して、その回答書を受けて4月4日の午後に漁連の理事会が開かれて、それで地下水バイバスを福島県漁連が了承したってことになって計画が始まったんですね。でもその回答書がひどいんだよね。」

23分23秒頃から
おしどりマコ氏「4月4日に出た物ですね。写しですけれども、え~地下水バイバス排水の実施に対する要望書に対する回答について。でぇここでどういう運用目標でいくか、あの~え~その海に流す水というのは



ソース
http://www.tepco.co.jp/news/2014/images/140404a.pdf#search='%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%9B%BB%E5%8A%9B%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80%E3%81%AE%E5%9C%B0%E4%B8%8B%E6%B0%B4%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%90%E3%82%B9%E6%B0%B4%E6%8E%92%E6%B0%B4%E3%81%AE%E5%AE%9F%E6%96%BD%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B'

この運用目標で、これ以下だったら、海に流します。これ以上だったら流しません。ということと、あと運用方法としてこの運用目標以上となった場合は、稼働を一旦停止し運用目標未満になるよう対策した上で対策します。分析結果が1ベクレル/リットル以上となった場合は、稼働を一旦停止し、1ベクレル/リットル未満になるよう対策した上で再開いたしますって書いているんですよ。

なので、この回答書が出た4日の記者会見から私ずっと質問してて、この運用目標以上になった時に、運用未満になるような対策って言うのはなんですか?再開する前にする対策はなんですか?ってずっと聞いていたんです。そうすると、驚愕の答えが出てきたんですね。」

おしどりケン氏「びっくりしましたね」

おしどりマコ氏「質問し続けて、4月11日 1週間後に出てきたんですけど、東京電力の回答は「え~この対策といいますのは、この文章自体たんなる意思表示であって、具体的な対策はありません」。びっくりして、え、たんなる意思表示ですか?と聞き直したら、「はいそうです。」と言われたんですよね」

26分24秒頃から
おしどりマコ氏「このNo12の地下水の井戸がタンクエリアから一番近いんですよね。この値だけが元々測定し始めてからちょっと高くて、その汚染があった後から測定し始めているんですけど、この4月11日を受けて記事を書いた後にこのねぇ、4月10日時点で1300 Bq/ℓだったんですよ。トリチウムが

ということは、さっき運用目標をご覧になって頂きましたけど、1500 Bq/ℓに限りなく近づいてきてたんですよね。で今年になって1000になって、2月になって1100、3月で1200、4月で1300、過去最大値になったので、順番に考えていくと2ヶ月後には1500を超えるんじゃないかと思って、これどうするんだ。私この時ずっと質問してたんですね。

数ヵ月後に超えるじゃないですか?と怒ってたら、「それは100年後かもしれませんし、1000年後かもしれません」どういう計算と思ったんですね。そうするとなんと数ヵ月後かと思ってたら1週間後に超えたんですよ。No12が、1600を。

でそれで、今週これが発表されて、運用目標を地下水が超えましたということだったんですけど、これはねぇひどいなと思ったのが、運用目標を超えた場合、運用目標以下になるよう水で薄めて希釈して出すんじゃないのかとずっと聞いていたんですけど、「希釈は絶対にしません。」ていってたんですけど、すごいからくりがあって

このねぇ、運用目標っていう値はこの1~12の地下水の井戸から一旦組み上げて、全て同じタンクに移すんですよ。同じタンクに移して、それでそのタンクに移した水を測定して、それが運用目標以下であれば海に流しますってことなので、まぁ一つだけすごく汚染されていても、あとと合わしたら、まぁ希釈されちゃいますよね。「これ希釈じゃないですか」で言ったら、「希釈じゃありません。運用方法です」と言われました。

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