山本太郎議員が文科省に川内原発の事故時のシュミレーションを1例作ってくれとお願いしたが拒否された | まっちゃんのブログ

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2014年4月22日に参議院の内閣委員会で

山本太郎議員がWSPEEDIについての質疑が

行われました。

「原子力規制庁の黒木氏は、SPEEDI、WSPEEDI

は1箇所で1年かかる為、時間がかかるので

実用では使えないと明言していました。

余りにも酷い答弁です。

SPEEDIの専門家によると、薩摩川内原発の

シュミレーション、合計8760通りの試算。

これ、4ヶ月でできるそうです。

例えば薩摩川内原発から鹿児島方面に

強い風が吹くという設定。

その1例ならば、計算に1時間、準備も

入れて1日か2日でできる」と発言しました。

山本太郎議員が文部科学省に薩摩川内原発

から鹿児島方面に強い風が吹くという設定を

1例作って頂けないかとお願いしたが

文部科学省は拒否しました。


最初から
山本太郎議員「文部科学省にお伺いいたします。先日のですね、本委員会におきまして原子力規制庁の放射能防護対策部長黒木さんがですね、SPEEDI、WSPEEDI、緊急避難には役に立たないから使わないというような事をおっしゃいました。地域防災計画、これ作成の際にも時間がかかってとてもじゃないが、実用に耐えないと答弁しております。

発言はこんな感じでした。「SPEEDIだと時間がかかりまして、とてもじゃありませんけど実用に耐えないだろうと思われます。恐らく目算ですけれども、大体同様の計算をした場合、約1年かかります。1箇所1年ですから、16箇所で16年という計算になります。それがWSPEEDI、SPEEDIでございます。

余りにも酷い答弁だと思いません。SPEEDI、WSPEEDIは役に立たない物という風に規制庁からお墨付きを与えられた答弁だと思うんですけど、116億円もの莫大な税金をかけた文科省、見解といいますかこの答弁に対してなにかありませんか?」

文部科学省 田中研究開発局長「え~WSPEEDIにつきましては、海外で発生いたしました原子力事故について我が国の影響を評価する為にその時々の気象状況あるいは地形情報、これを入力致しまして100kmあるいは数1000kmという所についての広域について拡散ということシュミレーションするというシステムでございます。

これまで日本原子力研究開発機構において研究開発を行ってきている所でございまして、まだ研究開発途上と言う事でございます。先日、原子力規制庁の方から答弁があったという物につきましては、これはWSPEEDIとは異なるシュミレーションソフトであるという風に我々は認識していますけど、都道府県が防災対策を重点的に充実すべき地域の決定するにあたっての、参考とすべき情報という為のツールということでございます。

原子力の防災対策にWSPEEDIという事を、実際にどうやって実用されるかどうかという事につきましては、文部科学省から申し上げる立場ではございませんけれども、我々としては、この研究開発成果ということが、拡散予測の精度向上という所にうまく活用されると言う事を目指して、引き続き研究開発を進めていきたいという風に考えている所でございます。」

山本太郎議員「ありがとうございます。でも別のソフトという部分で、別の物を使ってシュミレーションをしたという風に今おっしゃいました。そういう答弁もあったんですけど、結局、この黒木さんの答弁の締めが議事録によりますと結局、1箇所1年、16箇所16年という計算になる。それがWSPEEDI、SPEEDIでございますという言葉を残しているという時点という物が答えだと思うんですよね。

あまりにもありえないと、あまりにもひどい答弁に私も燃えてきまして、SPEEDIの専門家にお話を伺いました。私が求めていました薩摩川内原発のシュミレーション、1日24時間、1年365日、合計8760通りの試算。これ、4ヶ月でできるそうです。

おかしいですよね。4ヶ月でできるそうです。例えば、薩摩川内原発から鹿児島方面に強い風が吹くという設定。その1例ならば、計算に1時間、準備も入れて1日か2日でできると専門家の先生がお答えになりました。できるんですよね。すぐに、どうしてこんなことをいったんでしょうね。黒木さん

子供達の健やかな未来を作るであろう文部科学省にお聞きしたいんです。薩摩川内原発から鹿児島方面に強い風が吹くという設定でWSPEEDIを使ったシュミレーション。たった1例なんですけれども作って頂けないですか?」

文部科学省 田中研究開発局長「まずはSPEEDIとWSPEEDIと分けて御説明申し上げますと、SPEEDIは原子力規制庁に全て移管されてございます。WSPEEDIについては御説明申し上げますと、WSPEEDIにつきましてはその時々の気象条件、地形状況その全て入れて計算をさせていただくと言う事になってございます。

文部科学省としては、研究開発あるいはシュミレーションのソフトウェアですかね、その高度化。と言う事を資する観点から活動してございまして、特定原子力の際と言う事を抜き出してきて、そこについて仮定の計算をするというポジションには今はついておりません。」

山本太郎議員「すいません、本当に。WSPEEDI、100kmから地球の半分までみれるよという部分において薩摩川内原発で何か起こった時に、鹿児島市方面に風が吹くというシュミレーション。

シュミレーションですからね、1例だけでも作って頂きたいと言う事に対して、それを拒否される
意味がないというか、危機管理という部分を考えるのであれば、これ使わない意味がないですよね。使わなきゃそんな物どうやって避難計画を作れっていう話だと思うんですけど、お時間もそろそろなのでこれで私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。」

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