色んな企業さんのお手伝いをしていますが

皆さん正社員が多い。

 

 

決してそれは悪い事ではなく

売上が伸びてる企業は逆に増やした方がいいのは当たり前で

「売上」にフォーカスするとそうです。

 

 

売上のキャパを数で一気に引き上げ

利益を押し上げるわけです。

力技で押し切る事も大切。

 

 

でも今日は

その話、一旦置いといて。

 

 

うちは基本的に「少数精鋭」を目指しているので

月商1000万前後までは社員1名です。

もちろん例外はあります。

 

 

攻め時なので

近頃は2人かな。

 

 

それがいいか悪いかの話も

企業風土によるので一旦置いといて・・・・

 

 

なぜそれができるのか?です。

 

 

うちの社内では皆んな麻痺してて

普通のことのように感じていますが

 

 

これって

なかなかできる事じゃない。

 

 

 

それが出来るのは

「黒服制度」があるからです。

(この重要性を社内に伝えたい)

 

 

黒服とは、ある一定の査定をクリアした

正社員とほぼ変わらないスキルを持ったアルバイトスタッフ集団です。

 

 

 

 

 

 

 

 

黒服になると制服が変わります。

 

 

業態によって違いますが

例えば鳥玉の場合、エプロンが

ワインレッドになります。

通常は茶色。

 

 

ワイレッドを着ているのは

正社員か黒服と呼ばれるアルバイトの中でも選ばれたスタッフです。

もちろん時給も上がります。

 

 

この制度がとても大事で

黒服がいればいるほど店舗が安定します。

 

 

同じ人間(人類)である以上

「正社員しかできない仕事」

というのはこの世に存在してなくて

 

 

意識と仕組みの2つが

必要なだけ。

 

 

意識は「制服を変える」とか

内外に「視覚で」明確な差をつける事で変えられますし

 

 

仕組みは、評価制度やチェック項目といった

KPI的なことで、誰でも育成できるようになります。

 

 

マクドナルドって1店舗で月商/数千万で

億超えの店舗もあります。

 

 

その店舗ですら、社員2名とか多くて3名ぐらいで

日商/100万とか普通。あとは全員アルバイト。

 

 

それが何千店舗もあるのに

クオリティもホスピタリティも

超絶安定してる。

 

 

接客で嫌な気持ちになることも

ひどいポテトが

出てくることもほぼないでしょ?

 

 

それをほぼアルバイトだけでやり切るわけです。

 

 

そのマクドナルドは「SWマネージャー」とか

「トレーナー」などの社員ではない

アルバイトスタッフのリーダー達がお店の根幹を支えてるんです。

 

 

社員しか出来ない仕事は

もう本当に数えるぐらいしかない。

いや、無いかもしれない。

(わたしマクドナルドマネージャーでした)

 
 
なので、いまこそ幹部には
各店舗に黒服を3名以上常駐させるよう

とにかく査定をクリアさせまくれ。

と指示しています。

 

 

この数ヶ月でかなり増えました。

これからさらに来る人手不足でも

攻め続けられるように。

 

 

黒服の育成こそ

全ての根幹にあるものです。

 

 

ここが大事。

ここからは社内の皆さんへ。



黒服制度が会社の根幹を支えているんだよ。



黒服は勝手に育つものではなく

明確な意図と明確なスケジュールによって

計画的に、かつ迅速に「黒服」にするものです。

 

 

これは鳥玉に限らず

ラーメンや居酒屋系全ての全業態同じです。

 

 

黒服を輩出する事こそ

店長や社員の役目で

 

 

プレーヤーからプロデューサーに変わる時です。

選手から監督でもいいです。

 

 

要するにチームを勝たせるには

一人ではなにもできない。

 

 

戦術や戦略、バットやグローブなどの武器を揃えるのも大事ですが

それより最優先事項は「メンバーを育てること」でしょ。

 

 

評価しない。は

あなたに興味がない。

と言ってるのと同意語よ。

 

 

いっぱい褒めて

いっぱい評価してあげて

 

 

意図的にたくさんの黒服を

輩出しましょ〜。

 

 

追記)

この記事は2日前の予約投稿です。

たまたま色んな会社さんとのご相談の内容と合致してしまってますが、たまたま内容が似てるだけで

何の他意はありません😭