特に3月は創業して26年目で

過去最高益です。

 

 

コロナ前、後も関係なく

25年間の絶頂期をも超えました。

 

 

本当にみんな頑張ってくれて

5月には売り上げの1%を給与に還元し

最終的には売り上げの3%を振り分ける予定です。

 

 

ただ、この「好調」っていう言葉が

めちゃくちゃ危ない。実体験。

 

 

ここが大事。

 

 

 

 

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アキラとあきらっていう映画

観た事ありますか??

 

 

まぁこの中で銀行の支店長がいて

その方の口癖が「確実性」なんです。

 

 

「その事業に確実性はあるのか?」

「確実性のある事業/経営者にしか貸さない」

って、いつも言います。

 

 

この支店長、一見すると、チャレンジ精神がなく

保守的で、面白みもなく

これじゃ事業は伸ばせない。



っていう風に見えますが…



本質はそうじゃない。

 

 

そもそもチャレンジ精神があって

どんどん攻めるぞ!!って状態の人は



そもそも、いまが

攻めの状態でいられる環境だから。なだけ。

 

 

で、その環境でなくなった時に

守れるような体制にすぐ持っていけるのか?

前もってその準備をしておかないと出来ない。

 

 

なので

「守る=保守的、なにもやらない、否定」

ではなく。

 

 

守るっていうのは

「保全」「リスクヘッジ」など

 

 

思いっきり攻めても大丈夫なように

最後の最後で踏ん張れるようにする守り。

 

 

サッカーの試合で

11人全員が攻めたら

ゴールキーパー、ガクブルでしょ。

 

 

よ〜し!!!

全員攻めるぞ〜!!!

負けたら全員死ね。

 

 

っていう指揮官いたら

一見かっこいいけど。

ただの危ないやつ。

 

 

って言う事を

本当に経営者ってやりがち。

(わたしもそうだった)

 

 

サッカーでも、選手の調子や

ホームかアウェーかでも

陣形を変える。

 

 

陣形を変えられる頭の柔らかさも

負けた時にも次の一手を持っておく懐の深さ

そもそも勝ちはしなくとも絶対に負けない

戦術の広さや深さ。

 

 

それらを総合的にまとめた戦闘力の事を

先述の支店長がいう「確実性」って言うんだと思います。

 

 

確実性が裏にないチャレンジは

ただのギャンブル。

 

 

たまたま、ギャンブルに勝ってきただけ。

 

 

チャレンジはいいけど

たくさんの社員をギャンブルには巻き込むわけにはいかない。

 

 

そういう意味では

この数年、あらゆるポートフォリオ(かっこいい)を

確実性のあるよう組んできました。

 

 

でも、まだ足りない。

 

 

3歩進んで

2歩下がる。

 

 

1歩進んで

2歩整備。

 

 

最後の最後に舗装された道を

一気に突っ走る。

 

 

調子良い時こそ

最大の危機。



教訓とか比喩表現ではない。



現実として

調子良い時こそ最大の危機。



事実として

成功は失敗のもと。