お母様が作る 
           正絹つまみ細工のかんざしシリーズ 」
 
お祝いの為だけに作りたい。そんなお母様に。
伝統的な手法はさておき、サクッと作れる「結果All right のつまみ細工」でございます。
 

 

↓材料はこちらからお求めいただけます。

 

楽天市場店

http://www.rakuten.co.jp/mitera


●「縮緬生地使用 出来上がり寸5cm強」の作り方をご紹介いたします。

 

【ピンクグラデーション 花びらの配置】

 

1段目 8粒 白 剣つまみ

2段目 8粒 白 丸つまみ

3段目 8粒 桜 丸つまみ

4段目 8粒 桃 丸つまみ

5段目 8粒 桃 丸つまみ

 

↓こちらの「半くすS」が出来上がります

 


●用意するもの


ピンセット(滑り止めのついていないもの)

洗濯バサミ(丸つまみの花びらの作成過程で使います。丸つまみの作り方は→こちら。)
ボンド(普通の木工用ボンドで大丈夫です。土台への接着、ペップ接着につかいます

水糊(花びら制作用。ミテラでは障子糊を使っています)



●材料
生地 正絹2.0cm×2.0cmを40枚(白16桜8桃16)
球台 3.5cm半球
ペップ 8粒(お好みでご用意下さいませ)

 

※水糊とボンドの使い分けの仕方について※ 

 

水糊は、洗濯バサミで花びらを摘まむ際に使います。 こんな感じ。

  

 

半くすSでは40枚の花びらを摘まみますので、洗濯バサミでこのように水糊を使い挟んで放置しておくと乾燥までの時間が有効につかえますのでお勧めでございます。

 

洗濯場バサミを使う時は、ボンドを使ってしまいますと、洗濯バサミに挟まれたボンドはベトベトになってしまい手が付けられなくなってしまいます。洗濯バサミを使う時は水糊で作業をします。  

 

もし「洗濯バサミがそんなに数量を揃えられない」場合はボンドを使っても大丈夫。こんな感じ。(↓写真) ギュッと花びらを持っていなければならない時間が長いので40粒分の時間はちょっと根気がいりますね。。。その分乾燥の時間が短くてすみますが。。

 

実は、数量の少ない時は、花びらの制作でボンドを使うこともあります。「二重剣摘まみ」の時はボンドを使います。。ご興味のある方はこちら 《基本》 二重剣つまみ つまみ細工の作り方   数量が多い時はミテラも洗濯バサミをつかいますよ^^; (ただし、梅花を摘まむ際は絶対に水糊です)

 

 

 

ボンドは、半くすに葺く(張り付ける)際につかいます。水糊でもよいのですが、水糊の量の調整が少し難しく、出来上がった際にペロっと取れてしまうことがあります。強度重視のミテラでは、半くすに葺く際はボンドを使用します。こんな感じ。薄く塗りますよ。ボンドは強度が強いので薄くで大丈夫。量が多いとテカテカ光ってしまいます

 

 

 

さて、では始めましょう。まずは事前準備です!

 

 

【事前準備】
●32枚分の丸つまみ花びらをつくります。トップの8枚は剣つまみ。その他は丸つまみです。

 

個々の花びらは水糊。

土台への張り付けはボンドを使用いたします。

 

花びらの作り方は↓
ピンチで簡単剣つまみの作り方は➡こちら
ピンチで簡単丸つまみの作り方は➡こちら

 

生地には裏表はありません。「地紋(刺繍の様な柄)」が付いている生地は凹凸のある側が表です。

 


 

事前準備は終わりましたか?40枚の小さな花びらが出来上がりましたでしょうか。

では、半球台にはりつけてまいります!

 

●トップの8枚を貼り付けますので、まず、水糊が乾いた剣つまみの花びら8粒を用意します。

コツ☞ 粒の底辺をきれいに切り揃え(↓写真参照)、かつ三角形がきれいに出るように斜辺も切り揃えます。先が長く尖っているようでしたら、整えます。
 


●球台の表面にワイヤーの凹凸がありますが大丈夫(*^^*)

中央と思われるところに当たりをつけます。

 

 

●サイドにもしわがありますが大丈夫。後にかくれます。

 


●中央に当たりをつけたら、4粒の剣つまみ花びらを十字に配置します。ボンドではりつけます。数字が透けていますが、ほとんど気にならなくなりますので大丈夫。






●8粒ボンドで貼り付けます。




●ボンドがある程度乾くまで待ちます。

コツ☞ ヌルヌルとボンドが滑っている状態で二段目の作業に移ると折角の中央がズレてしまいます。


●二段目をつくります。1段めの花びらと花びらの間に丸つまみの粒にボンドをつけ、さすように入れていきます。




●二段目できあがり。3段目をつくります。

コツ☞ 二段目のボンドが乾かないうちに、3段目をつくります!




●花びらと花びらの間に割り込むように貼り付けていきます。二段目が乾いてしまうと間に入れなくなってしまいます。




●3段目ができあがりました。




●四段目。二段目と比べ花びらと花びらの間が空いていますが、押し込まないこと(最重要!)。先が少し食い込むぐらいのところに置きます。




●四段目できあがりました。上からみたところ。





●真横からみたところ。




●五段目(写真は赤ですが、キットは桃色です)




●ぐいぐい詰めて葺いてしまうと最後の段に隙間が出来てしまいます。ふっくら葺いて下さいね♪




●花芯を着けてできあがり。今回はペップをつけてみます。
ペップは芯の付け根の部分をカットしておき、始めに中央に一粒配置。周りを順に埋めていきます。



コツ☞中央に配置するペップの芯を少し長めにカットします。

できあがり。

 

 

■ 材料販売 → 楽天市場店

 

 

issue 2 2021/01/31 水糊とボンドの使い分け