「お母様が作る 

           正絹つまみ細工のかんざし

        結果 All right シリーズ 

            ★ミテラメソッド★ 」

 

★ミテラメソッドとは★

伝統的な手法はさておき。。

お祝いの為だけに作りたい。そんなお母様に。

はじめてさんの為のつまみ細工の作り方でございます

難しい「正絹」も洗濯バサミと「障子糊」「ボンド」で作ります

 

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キット販売 → 「ピンポンマム」はじめてさんの為の手作りキット 50124

 

 

ミテラメソッドで作る正絹羽二重190枚のピンポンマム

 

小さな「剣つまみ」で作るミテラの「ピンポンマム」。根気が入りますがさほど難しくはありません。


ピンポンマムは「羽二重」がおすすめ。
ミテラでは胴裏用の羽二重をつかいます。

 

正絹羽二重剣摘まみを中央が左右対称に作ることが出来るようになったお母様におススメ

 


【材料】
・正絹羽二重(胴裏用)1.5cm角 x 190枚  
・4.0cm球台(正絹生地で包んだ2/3球の形です。頂点のワイヤーの透けを絹生地でパッチしています)

・ボンド(付属のボンド)

・水糊(付属の水糊)

・はさみ

・ピンセット(滑り止めのついていないものがおすすめ)

・洗濯バサミ(キレイなもの。沢山あると作業が早くすすみます)

 

【用語】

葺く→水糊に糊を浸して花びらを置くことを葺くと言います


最初に「剣つまみの花びら」を190枚用意します。根気が必要ですが頑張って!

 

剣つまみの作り方はこちらをご参考になさって下さいませね。(➡剣つまみの作り方

まずは190粒つくります。

 

必要数の粒を下の写真のようにご190枚用意→底辺を綺麗にそろえましたら開始です!

 

 

 

【1段目 10粒】

②では早速トップ10粒を配置してまいります。

 

●ピンポンマムの成功の秘訣は「トップ10粒」を上手に配置すること。

●ボンドで接着します。

●乾いて固定されてから2段目に入ります。

 

<まず最終形をご覧いただきます>

10粒配置いたします。10粒は配置が少し難しい。。次の写真で配置を紹介。

 

10角形のイメージです。Overview.

算数になってしまいますが、配置イメージとしては36度づつの配置になります。

番号は葺いていく順番。

 

 

順に葺いていきますね。ボンドを使って下さいね。

しっかり固定されますので 「ボンド」 がキーになります。

 

花びらの底面にうっすらほんの少しボンドをつけて下さい。

ベトベトになると2粒目の隙間が無くなってしまうことがあります。うっすらと。

 

まず対象に2粒配置します

 

球の中央に配置されているか横からみて確認します

 

3粒目配置します。

 

 

次は青の線にも葺かれる花びらをイメージしながら、⑤⑥を葺きます。

 

葺き終わりましたら、⑦⑧⑨⑩が間に入るように葺けています。

隙間に4つ葺いていきます

 

トップ10粒が出来上がりました

 

トップ8粒出来上がり。

乾燥してズルズル動かないことを確認したら2段目に入ります。

 

ここからは「水糊」を使います。

気をつけなければならない点は水糊に浸している「時間」です。

 

初心者さん用に糊の配合をしないメソッドになっていますので、浸しすぎると花びらがカパッと開いてしまいます。

5段目からは「わざと」浸す時間を長くとり花びらが開きやすい状態を作りますが2段目はまだ開かせません。

 

<<浸す時間>>

2段目 無し。

3段目 1分以上

4段目 無し

5段目~  1分以上

 

※ なぜ5段目以降は花びらを開けるの?→球は中央に行くにしたがい面積が大きくなっていくからです!

 

さぁ!二段目に参ります!

 

【2段目 10粒】

固定された1段目の間・間にピンセットで葺いてまいります。

2段目の花びらは水糊を浸さなくて大丈夫。

水糊の入っていたビニールの上に水糊を出し、花びら底面に糊をチョンチョンと付けましたら配置してまいります。

 

 

2段目が出来上がりました

 

【3段目 10粒】

 

3段目は少し注意が必要です。

 

3段目は1分以上水糊を浸し洗濯バサミで挟んみ接着した糊を剥がれやすくしておきます。

なぜならば、2段目の花びらと花びらの空間が広い為3段目の花びらは少し広げてあげたいからです。

 

こんなイメージです。

右側が1分以上浸した時。

花びらの根本が開きます。

 

右の状態をグッとピンセットで摘まみ葺いてまいります。

そうしますと空間に合わせて自然な形に落ち着いてくれます。

 

 

3段目を葺いてまいりますね。

2段目は乾いていなくても大丈夫。右の状態のものを葺いてまいります。

 

こんな感じ。

↓この空間を埋める為に開いた状態の花びらを葺くわけです。

 

 

開けているとこのような状態。

少し先端が離れていることが確認できますか?

このように先端の空間が無くなると出来上がりがとても美しいです。

しかし、難しいな!と思われたら開かず葺いて下さいね。ギブアップが一番悲しいですから。。

 

 

3段目の仕上げに、花びらの先をピンセットでツンツンと押してあげます。

ふっくらした花びらになります!

 

3段目の「開きのポイント」は以降続きますのでしっかり覚えておきましょう♪

 

【4段目 20粒】

3段目までは1段10粒だったのですが、4段目からは1段「20粒」になります。

球の中央に行くに従い球の面積が増えてくるからですね^^

 

水糊に浸す時間は1分以内です。花びらが開かないようにご注意!

3段目が乾かないうちに作業に進んで下さいね。

 

3段目までは花びらと花びらの間に1枚づつでしたが、2枚入れていきますよ。

すこし感覚が規則的でなくなりますが不安に思わず進めて下さい。

 

写真の「A」と「B」に花びらを「さす」イメージで葺いてまいります。

実際には花びらに弾力があり奥まで差し込めません。

無理に差し込みますと3段目が崩れてしまいますのでそーっと。

 

 

 

「A」「B」に花びらを葺きますとこんな感じ。

 

続けて葺きますとこんな感じ。

トントンパッ トントンパッ のようなリズムの配置になります。

トントンパッ。のイメージ覚えておいて下さい。5段目でヒントになります。

 

四段目葺き終わりました。

 

【5段目 20粒】

お疲れではないですか? 休憩ポイントでございます!

乾いても大丈夫。疲れたな~と思ったら明日にいたしましょう!

元気のある方は続けますよ!

 

トントンパッ。のイメージを思い出します。

下の写真の緑の葉と赤の葉の違いについて

 

「花びらの開き」の処理をするかしないかです。

 

赤は「する」

緑は「しない」

 

空間の違いですね。

 

赤の葉の部分はトントン「パっ」の空間が大きくあいている部分になります。

この部分は花びらを開いて空間の調整を行ってあげます。

 

5段目が出来上がりました

こんな感じ。○は開き処理をした箇所です。

 

 

【6段目 20粒】

5段目が乾いても大丈夫。

休憩して明日の作業でも大丈夫ですよ。

 

6段目。大分面積が大きくなってきますので一粒一粒「開き作業」が必要になってきます。

6段目以降は水糊に浸す時間は1分程度

しかし、開ききらない方が作業はしやすいです。開かなければならない時はピンセットで接着部分をツンツンと押してあげるとパッと開きます。これぐらいの状態の方が作業はしやすいです。

 

以降同じ作業を続けます

 

【7段目 20粒】

 

【8段目 20粒】

 

【9段目20粒 10段目20粒】

 

【11段目 20粒】

 

最後の段です。

葺くスペースが無い場合は10段で終了して下さい

 

 

カリカリに乾わかします。

 

【花芯の接着】

 

カリカリに乾きましたら花芯を接着いたします。

 

淡水パールの花芯をつけます

コットンパールの花芯の付け方 ← を参照してください

コットンパールと淡水パールを置き換えます。

 

出来上がり!