更科信号場 副本線下2を「通過」!? 1986.11.1改正 磐越西線3235M | やわやわとまれ♪の鉄道雑記帳(時刻表やら車両運用やら構内配線やら)

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 常磐線や水戸線、磐越東線、磐越西線、東北本線など現在のJR水戸支社、東北本部(仙台)管内の路線を中心に鉄道信号や標識、配線、運転、車両運用について書きとめていこうと思います。

ご覧いただきありがとうございます。

 

1986年11月1日改正磐越西線の話題です。

翁島~磐梯町間にある、更科信号場の配線は、このようになっています。

KASAさんご提供・1989年3月現在「東北地域本社(直轄)停車場平面略図」より。

本屋側の本線と、下りのみが進入、進出可の下2があります。

 

上り3238M(455系6両)は、更科信号場を14:09着、14:12:45発〔運転停車〕。

交換となる、下り3235M(455系3両)は、更科信号場(下2)を14:18:30に「通過」。

副本線って、停車が基本と思っていたのですが、通過もできるのですね。

3238Mが更科信号場に停車したのを確認して、3235Mの更科信号場下り場内(下2)と下り2番の出発信号機をGにしていたと考えられますが、あまり例をみない取り扱いのように思います。

 

他の更科信号場停車列車はどうか、見てみました。

いっぺんに掲載したので、見づらくてごめんなさい。

ブラウザの倍率を大きくしてご覧ください。

 

2221M(455系3両)は、7:19:00着、7:19:30発〔運転停車〕。

磐越西線はこの時点ではすでにCTC化されており、運転係員の常駐はなかったはず。点検の係員を送るための(迎えるための)停車でしょうか。本線に停車するこの列車、不思議です。

 

5295レ(ED78重連の貨物)は、8:12:30着、8:25:30発(下2)で、3231M(455系3両)を待避します。

 

3221D(キハ)は、9:23:00着、9:24:30発(下2)〔運転停車〕、

交換となる2228M(455系3両)9:24:00着、9:25:00発。

 

副本線(下2)通過は、3235Mだけでした。

繰り返しになりますが、副本線を「通過」する列車に驚きました。


おまけ 最初のダイヤ図面で……

3238Mは、翁島(上1)着発。錆取りです。


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