以前に書いたブログを間違えてたくさん消してしまったので、もう一度書きなおします。〔一つ目〕
ウォーキングブリーチ〔インターナルブリーチ〕は一般の方には、あまり聞きなじみのない言葉ですが、ホワイトニングのひとつです。通常のホワイトニングは、神経のある自分の歯の表面に薬液をつけて歯を白くするものです。
それに対して、ウォーキングブリーチ〔インターナルブリーチ〕は神経のない歯の内部から歯を白くするもので、名前を区別してよばれます。
しかし、こういう歯は上の写真のように数年たつと、歯が黒くなってしまうことが多いです。
そういうときに、歯を削らずになおす治療がウォーキングブリーチです。
技術的に白くするのが難しかったり、もしくは歯を削って被せ物をすればよいと考えているのかもしれません。
ウォーキングブリーチをやらずに、歯を白くする一般的な方法は歯を全体的に大きく削って土台をたてて、人工の被せ物をまるまるかぶせるという方法です。今までみえていた歯はほぼなくなり、根っこだけが残っている状態です。
たくさん歯が残っているのに被せ物にしたために、歯の寿命が縮まる、歯が割れて抜かないといけなくなるということは歯科の世界では日常茶飯事です。
ですので、私は
見た目のためだけに歯を削りたくないです
歯を長くもたせるためにも、短期的なことだけではなく、10年後、20年後の将来の事も考えて治療にあたっています。
一度治療した歯が一生もつことはまずありません。若ければ若いほどやり直す回数は増えてきます。もし、若い方が被せ物をした場合、将来何回被せ物をやりなおすことになるのでしょうか。
あなたの大切な歯を削る前に一度ご相談ください