韓国弾丸出張と目の下たるみ治療モニター募集 | 美容外科開業医の独り言

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先週末は韓国へ出張でした。

2週続けての訪韓です。

今回の目的は韓国Wontech社製のBBレーザー、肌をむき卵のようにツルッとする機器の実際についてをユーザーのドクターと討論するためです。

この機器は既に今年の冬よりテストをしてきましたし、実際日本でも既に数台稼働していますので、新しい内容ではありませんが、その使い方や患者満足度など経験豊富なドクターに話を聞くことで、日本のクリニックでどう用いていくかの詳細を詰めることが目的でした。

 

まずはLoui皮膚科のDr. Hae-woong Leeと。若手で現在韓国内でバリバリ売り出し中の先生です。以前より知り合いということもあり、歓迎してくれました。

 

そしてWidwin皮膚科のDr. Jae-bong Leeと。今春の形成外科学会で一緒に講演をさせて頂いた先生で、ソウルで大盛況中の有名ドクター。勤務する若手医師も交えて熱く討論となりました。

両院とも、私が執筆した医学書の韓国翻訳版が置いてあり、サインをしてほしいと頼まれました。嬉しい限りです。この医学書が出版されてから韓国での私の名前が広まり,色んな仕事がしやすくなりました。しかし韓国版は出版権を渡しただけ、印税は全く入ってこない仕組みです(涙)。

 

 

その後はディナーへ。

有名な焼き肉店だそうで、熟成肉をワインと一緒にご馳走になりました。

他に友人ドクターも参加し盛り上がりました。一旦お酒が入ればあとはもう適当な英語でも大丈夫。こういう場でこそ有益な情報が聞けたりします。

さあ、BBレーザーをどう用いるか、しばらく考えて当院メニューに組み込んでいきたいと思います。

 

モニター募集は終了となりました。

さて、2名だけなのですがモニターのお知らせ。

ちょうど毎年予約に余裕が出来る8月末を利用して、スマイルリフトアイという施術モニターを募集します。

レーザーを用いて、下まぶたの裏側(粘膜側)から照射し、下まぶたのたるみを改善する手法です。日本に導入された際に、出力などが見直され、かえって効果が薄くなってしまい、流行ることなく現在に至る治療法です。様々な試行錯誤ののち、結果が出せるように改良されたとのこと。では、ということでテストをさせて頂くこととなりました。まずは改良された現行の出力でのテストをします。結果を見ながら,理論などを踏まえて更なる改良を図るつもりです。いい加減な設定では機器のスペックの持ち腐れです。メーカーに良いフィードバックが出来るよう考えていきたいと思っています。既におこなわれている方法なので、臨床評価をする事が目的となります。

 

最初の照射予定は8月30日(木)13時からとなります。直近で申し訳ありません。1ヵ月ごとに3回程度実施予定です。

大きなダウンタイムはありませんが、数日間、まぶたの結膜が少しごろごろしますので、コンタクトレンズ装着を控えて頂きます。

点眼麻酔ののち眼球に保護シールドを覆った上で照射します。10分程度で終わります。

学術モニターは目元だけを公開します。施術は無償でおこないますが、3万円の現金を委託金としてお預かりしモニター終了後にお返しします。

当院での治療歴があり、かつ月に1回ペースで4回通える人が対象です。

希望者は当院の公式サイト、無料メール相談のフォームにお名前、診察券番号、目の下たるみモニター希望と記載の上送信して下さい。

痛みがない訳ではありません。また機器ですので熱傷などのリスクもあります。モニター期間中は、目の下のたるみに関わる治療は出来ません(注入など)。