週末は京都で開催された第39回日本美容皮膚科学会に参加してきました。
会頭は和歌山県立医大皮膚科の山本有紀教授です。もともとは大阪で開催予定だったのですが、会場がコロナワクチンの大規模接種会場に指定され、急遽京都での開催となったそうです。しかしさすが山本先生、何事もなかったように順調に会は運営されていました。大変なご苦労があったと思います。
さて、この学会は毎年複数の講演をさせて頂いていますが、今回は4つ。学会からの指定は1つだけで、残りは企業絡みの共催セミナーでした。
初日、学会からは中間報告の講演を依頼されていました。これは毎年学会の委員でテーマを一つ決めて、講師を指名するという、たった一つしかない枠での企画です。非常に光栄なお仕事をさせて頂きました。会頭の山本先生が座長で、1時間かけて(主にablative)フラクショナルレーザーの基礎、臨床をびっちりとお話しさせて頂きました。
第1会場という大きな会場での講演。緊張する〜っ て事はないのが年季の入ったオヤジの図太さです(笑)
その後は2連続してセミナー講演。
実は今回の会場となった京都国際会館は本館や別館などに分かれていて移動が大変なのです。しかし次の講演まで5〜10分しか空いておらず、走っての移動となりました(ジョギングシューズを履いてました)。それが一番疲れました。
沢山の知り合いの先生方から途中お声をかけられたのですが、手を振るだけでご容赦頂き、会場移動を急ぎました。無視されたように感じた先生方、決してそのような意図はありませんのでご容赦ください。
ほかの初日の講演は口腔内照射のスムースリフトと皮膚表面の強力な引き締め効果を持つTランナーの併用治療についてと、今流行りのハイフ(HFU)の基本原理と応用についてでした。かなりの方にご聴講頂きました。
その日の夜は折角なので貴船の川床にてお食事。
同業ドクターと情報交換。
貴船神社も参拝。夜は別格な雰囲気でした。
翌日はランチョンセミナーで同期平行型超音波ビームSofwaveの試験使用データを発表させて頂きました。たるみには非常に有効な機器ですが、疼痛や他の機器、特にHIFUとのポジショニングの相違など、個人的にはまだまだ詰めていく必要があり導入は未定です。
今回の学会もオンラインと併用のハイブリッド型開催。実は私も2日目午前中はランニング後の汗が引かなくてホテルの部屋で聴講させて頂きました。案外便利。会場に行かなくても、聞くだけなら良いかも、なんて思ってしまいました。
そのランニングですが、宿泊したザプリンス京都宝ヶ池から上賀茂神社までの往復を朝Run。仕事前にちょっと走りすぎました。。。。
途中、深泥池(水生植物群が天然記念物だとか)の美しい景色を見て。
さて、本日も診療。
初診予約は相変わらず制限をかけざるを得ないほどの混雑で、本日より3ヵ月先の2週間分のご予約を承ったのですが、3時間ほどで予約枠が埋まってしまいました。お電話が繋がりにくく、申し訳ありません。