4月12日の話しの続きになります。

信玄の命日~⁉

雲峰寺の宝物殿のおじさんが
とんでもないことをさらりと言ってのけて…

これはただの365分の1の確立なんだけど
昨日までは富士山周辺、忍野村か吉田の新倉山で花見をするはずだったのだ。
新倉山はchiaさんの御宅の近くで
『まだ咲いてないですよ』
と言うわけで、
それなら、と
先日TVで見た記憶のある
慈雲寺の糸桜を見に行こうと決めたのだった。

そしてそそっかしい私が
慈雲寺は、十一面観世音が本尊で、信玄の墓所があると勘違い。

で、chiaさんが雲峰寺が十一面観世音さまだと調べてくれたのだ。

そして、この寺の縁起である、『大きな石が裂けて、萩の大木が間から生え、石の上に十一面観世音が現れた』日が
何とchiaさんのお子さんの誕生日!

つまり、ここで日にちシンクロが二回も起きたことになる。

さ、
おしゃべり好きなおじさんは若いふたりに任せて(と、いうか、おじさんは若いふたりと話したいのだ)
ひとり300円を支払い、
宝物殿の中に入ると…

歴史に疎い私でもびっくりするような物が!

日本で最古と言われる『日の丸の御旗』!

甲斐源氏の摘流を継いだ武田氏の重宝だそう。
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武田信玄の軍旗『孫子の旗』は全部で六旒あり、紺地に金泥で『孫子』の14字(疾如風徐~)いわゆる風林火山が配されている。
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『諏訪神号旗』は3種類の旗の総称で、13旒あるという。赤地の絹に金泥で『南無諏訪南宮法性上下大明神』と大書されている。
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いずれも山梨県指定の重要文化財。
いま、私たちが目にしているのは、

本物だ~!
ホンモノ!ほんもの‼

やっぱり諏訪なんですね。
と、クールにchiaさん。

本当だ。

甲斐源氏の武田信玄は
諏訪明神を厚く信奉していた。
そして、この塩山という土地。

またしても
縄文の地霊がゆらりと立ち上る。
源頼朝
平将門
そして、
信玄よ、お前もか。

関東武士は縄文を礎としているように
わたしには思えた。

続きます。