スペイン永住のための最終準備編 その5. | 水谷孝のブログ「つれづれなるままに」

おはようございます!

 

みなさんご機嫌いかがですか?

 

前回からの続きです、、、

 

前回のブログでは、50年前にパリに行くための資金20万円(50年前の20万円は、現在の100万円くらいでしょうか)を、直感が教えてくれた「借金の極意」を使って、一度しか会ったことがなかった、兄嫁のお姉さんから借りることが出来た、というお話しをしました。

 

今回のブログでは、34年前にスペイン永住のための資金400万円(スペインでの開業資金も含めて)のうち、300万円を(100万円は持っていました)誰かに借りなければ、スペインで新生活をスタート出来なかったので(いつものように、人生の節目で貯金する時間がなかったので、誰かに借りることにしました。)、例によって直感が教えてくれた「借金の極意」を使って、借金を申し込む最適任者を見つけて、問題なく300万円を借りることができたお話しをしたいと思います。(34年前の300万円は、現在の500万円くらいでしょうか)

 

早速いつものように、頭の中に母・兄・親戚・友人・知人の顔を、一人ずつ思い浮かべました。

 

すると母の顔も兄の顔も、親戚の顔も友人・知人の顔も、みんな一瞬で消え去りました。

 

ただ一人を除いて、、、

 

いつものように一人の顔だけが、最後まで残りました。

 

その時に最後まで残った顔は、中学時代からの親友の○羽の顔でした

 

親友の○羽が、300万円を借りる最適任者だと確信した僕は、いつものように「断られたらどうしよう」とか「嫌な顔をされたらどうしよう」などと、ネガティブなことは一切考えずに、即その場で親友の○羽に電話をかけました。(善は急げなので。笑)

 

34年前には、携帯電話はすでに発明されていたかも知れませんが、まだ一般的には普及していませんでした。

 

なので家のダイヤル式の(プッシュホンではなく)固定電話で親友の○羽に電話をかけました。

 

僕が誰かにお金を借りる時は、要件は単刀直入を旨としています。

 

その時の○羽との会話は、だいたい次のようなものでした。

 

僕「もしもし俺だけど。実はさあ、スペイン永住のために300万円ほど必要なんだけど、貸してくれないか。」

 

○羽「いいよ。いつまでに必要なんだよ?」

 

僕「出来れば明日か明後日(あさって)までに用意してくれると助かるんだけどなぁ。」

 

○羽「わかった。明日か明後日には渡せるようにするよ。」

 

僕「スペインで仕事が軌道に乗るまで返せないけどいいか?」

 

○羽「ああいいよ。水谷に貸す300万円は、使う予定はないから、スペインで仕事が軌道に乗ってから、ゆっくり返してくれればいいよ。」

 

ということで、親友の○羽が気持ちよく、300万円貸してくれたのです。

 

普通ならば、たとえ親友の間柄でも、外国に永住してゼロからスタートする友だちから、いきなり「300万円貸して」と頼まれたら、「外国に永住してゼロからスタートするのだから、たぶん返してもらえないかも知れない」と考え、貸さない人が多いのではないかと思います。

 

直感が親友の○羽を「借金を申し込む最適任者」として選び、僕も迷うことなく率直に○羽に「300万円貸して欲しい」と頼んだからこそ、○羽は「水谷はスペインで、ゼロから人生をスタートするから、もし300万円貸したら、返してもらえないかも知れないな」などと考えるのではなく、反対に「水谷に貸す300万円は、戻って来なくてもかまわない」くらいの気持ちがあったからこそ、スペインに永住してゼロからスタートする僕に、喜んで300万円もの大金を貸すことが出来たのだと思います。

 

これで誰かにお金を借りたいと思ったならば、正しく「借金を申し込む最適任者」を見つけ、素直にその人に頼むことが重要だということがお分かりいただけたかと思います。

 

世の中の多くの人は、「家族だから貸してくれるだろう。」とか「親友だから貸してくれるだろう。」という固定観念だけで、「お金を貸して欲しい、、、」と頼むことが多いように見受けられますが、いくら親兄弟・親友でも、その時に貸す余裕がなければ、貸したくても貸せないわけですから、やはりお金を借りるときは、借金を申し込む最適任者を選ぶことが、気持ちよく借金する秘訣だと思います。

 

ただし一番重要なことは、借りたお金は必ず返すことだと思います。

 

ちなみに親友の○羽から借りた300万円は、スペインで開業して、一ヶ月目から軌道に乗ったので、一ヶ月目から毎月返済することができました。

 

ということで、スペイン永住のための資金も出来たので、あとは妻と子供たちが待つパリに出発するだけでした。(最初にパリで家族4人水入らずで、2泊3日過ごし、それからスペインに行く予定でした。)

 

続きは次回のお楽しみに!

 

それではまた来週の金曜日にお会いしましょう!

 

みなさんお元気で!

 

スペインのイルンより心を込めて、、、

 

水谷孝