(まだ完全とは言えませんが)オータムクラシックの大会について分かったこと(追記あり) | 覚え書きあれこれ

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記憶力が低下する今日この頃、覚え書きみたいなものを綴っておかないと...




皆様のコメントを拝見しながら少々、追記すべきポイントを思いつきました。

これらの点について記事内に追記しようかと思ったのですが紛らわしいので別の記事を上げることにします。コメントは引き続き本記事の方にお願いします。



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オータムクラシックについてレポートする、と予告してからまた数日が経ってしまいました。



この間にHさんが再度、大会会場に出向いてくださり、幾つかのポイントを解明してくれました。その他、私の方でも何人かの伝手をたどってなるべく正確な情報を収集していました。


まだ完全とは言えませんが現時点で分かったことを記事にしてみたいと思います。(追加情報が入ればこの記事に書き足してい行く予定です)



Hさんがまずバリー市役所に問い合わせた後、最初にアランデール・レクリエーション・センターを訪れたのが8月11日。この時点では会場となる施設側は日本の旅行会社からツアーの企画について問い合わせを受けていない、ということでした(この後、本日13日にも行ってくれていますが依然として問い合わせは来ていない模様でした)。


その後の取材も併せて教えていただいたのは:


チケットについては当日券のみで全自由席(つまり前売りなし、指定席なし)。ブルー・アリーナの入り口前にテーブルを設置し、一日券(=10ドル)を販売する。再入場希望者には手にスタンプを押す、というのが去年のやり方だったそうです。


リンクは二面あるのですが、「レッド」と「ブルー」、いずれも540席。(なお、私がリンクの画像を観た所、列は前後で6列ほどしかなかったような気がします。)


昨年のナム君の演技動画を見ると一階には関係者しか入れないようになっている模様でした。


観客席はジャッジ席の向い側一辺のみ、普段はおそらく一階からも上がれるのでしょうが、試合中はセンターの二階から入るように会場設置されていたそうです。(←この点は昨年、大会を観戦したベヴァリー・スミスさんから教えていただきました)









大会に参加する選手たちの練習は早朝の6時ごろから始まるため、会場自体は5時半から開くけれど、一般客に練習を公開するかどうかは検討中、Hさんの言葉を借りると「クローズする方向性(可能性)が大」ということでした。チケットを販売するのは競技が始まってからなのでその前に観客席に入って座席を確保されるのを防ぐためかも知れません。この点についてはまだ最終的な運営方法が決まっていないようなので、今後あらたな情報が入ればお知らせします。



なお、このオータムクラシックという大会自体は創設されたのが昨年だったのですが、それ以前から同じ会場でほぼ同じ時期にセントラル・オンタリオのスケート連盟およびバリー・スケート・クラブ、そしてマリポサ・スクールが主催する「Octoberfest」という歴史ある大会があります。(大会要項はこちら



こちらは8才から25才までの選手500人以上が集結する北米でも最大級の大会です。


オータムクラシックが10月12日から15日オクトーバーフェストは15日から18日、と微妙に重なっている所にご注目ください。



私の知り合いのMさんはお子さんがオクトーバーフェストに出場されるスケートママさん。彼女に羽生選手がオータムクラシックに来るかも知れない、と伝えると第一反応は


「タイミングが合ったら(子供も羽生選手の演技が生で観れるから)嬉しい!」


ということでした。



つまり14日に男子ショート、15日に男子フリーの試合が行われる時にはすでにオクトーバーフェストのためにバリーに来ているちびっこ選手たちがオリンピック・チャンピオンの演技を拝めるまたとないチャンスを得ることになります。もちろん、その保護者たちも大いに興味はあるでしょう。


これは大変な盛り上がりになるのではないかと思います。



日本から、あるいは他の国からも羽生選手のファンが大勢来るかも知れない、といった情報をいただきましたが、GPスケートカナダのような規模の試合ではないこと、設備も雰囲気も違うローカルな会場であること、そして何よりも指定席が(ほぼ100%)設けられない状況であることを把握した上でこの度のカナダ行きをご検討ください。


付け加えますと、オータムクラシックの開催期はオンタリオ地方の紅葉を目指して多くの観光客が訪れる時期でもあります。日本の某旅行社からの情報では、トロントからバリーへの足を新たに確保するのが非常に困難だということですので、その点もご考慮ください。



バリー市はトロントを練習拠点としている羽生選手、ニューエン選手にとってシーズン初戦を迎えるには絶好の立地条件。和気あいあいとした雰囲気の中で、後輩選手たちの憧れの的として素晴らしい演技を披露しつつも、グランプリシリーズ直前の調整ができる大会になるはずですから、ぜひとも出場していただきたいと思います。



多くのスケートファンの皆様同様、私もオータムクラシックが良い大会になることを心から祈っています。




(最後になりましたが、この記事のためにご協力いただいたHさん、Mさん、そしてスミスさんに感謝いたします。ありがとうございました!)