2012年12月29日、緊急入院。
本来、能天気な主人は、こんなに元気なのにきっと誤診やろ~って思っていました。
CT検査後、主治医から、
「膵頭部に3㎝の腫瘍ができています。手術も無理。抗がん剤の効果も期待できません。この正月が最後になるので、お正月は外泊を許可します。家族で過してください」と告知。
2013年1月9日にSセンターに転院。翌日には入院と、とんとん拍子にことが運び、1月16日、検査結果を踏まえて今後の治療計画の説明があり「ステージⅣa,といっても限りなくbに近いaですが、手術に向けて抗がん剤(ジェムザール)と放射線治療を開始しましょう」と言ってくださいました。な、なんと手術ができるかも~、一条の光が見えました。
5月13日、2回目のCT検査。17日に診察、いつもながら結果を聞くまではドキドキ。「腫瘍が3㎝ ⇒ 2.5㎝から更に小さくなって2㎝になったので5月28日に手術の予約をいれましょう」と。やった~!手術ができるようになったんや~
この5ヶ月間、願って願って、待ち望んだ手術ができる。
5月28日午前9時~翌日の午前2時半までかかった大手術。
大動脈・下大静脈に癌がからんでいたのでそれを剥がすのも大変だったし、元々糖尿病を持っているので出血も激しく4000ccも輸血をしたそうです。胆嚢・十二指腸を切除、胃の一部を切りそこに小腸を縫い付け、そして胃の裏側に癌を取り除いた残りの膵臓を縫い付けるという腹部大改造の手術は無事に終わりました。
主治医そしてチームの先生方、17時間に亘る大手術をしていただきまして、本当にありがとうございました。
その間、長時間に亘って、多くの仲間が主人の手術の成功を祈ってくれていました。
12月、肝臓に転移癌がみつかる。これまでの抗がん剤・TS-1の効果がないのでジェムザールに変更。
2014年5月、転移癌が大きくなり、CA19-9も上昇、よって「通常治療終了」と宣告。
即、神戸のKMCCに転院。
5月22日より、毎月1週間入院しての動注化学塞栓治療が始まる。
12月、最初にみつかった肝臓の転移癌が大きくなっているし、肝臓に多発がみられる。
背水の陣 …
さあ、底力を振り絞って頑張るぞ~
負けんぞ~