N響第2007回A:シューベルト交響曲第4番「悲劇的」&ブラームス交響曲第1番(ヤノフスキ) | のんびり まったり やんごとなき みやびなまいにち

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つれづれなるまゝに、日ぐらし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。

NHK交響楽団第2007回定期公演Aプログラム(初日)を聴いてきました。



【指揮】マレク・ヤノフスキ Marek Janowski

シューベルト:交響曲 第4番 ハ短調 D. 417「悲劇的」

ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68

Schubert / Symphony No. 4 C Minor D. 417, Tragische (Tragic)

Brahms / Symphony No. 1 C Minor Op. 68


めっちゃ仕事が忙しくて、更新が遅い…先週土曜日は自宅でJoliクンとのんびりまったり過ごしていたけれど、疲れが残ったまま。初台、サントリー、文化会館、芸劇、オーチャード、王子、トッパンなどと比べても(川崎、みなとみらいは別として)NHKホールは行こうという気持ちにならなさ度合いは随一。気が乗らず、パスしようかと思ったけど、ヤノフスキさん指揮のブラームスなので気持ちを奮い立たせてなんとか到着。それに、お隣さんに会いに行ったというところか。お隣さんはとてもいい方です。疲れ果てていたこともあり、シューベルトは夢心地。ま、最初から寝るだろうと思っていたんだけど、意外と爆睡とまではいかず、寝落ちはせずに(たぶんあせる気持ちよく聴いていた(はず)


後半のブラームスは16型編成。期待は高まるも、冒頭のティンパニとか弦とかはどうも期待したほどの重厚感が感じられない。巨大なNHKホールのデメリットなのか音が分散されているような感じで、私の胸にググッと迫ってこないキョロキョロ第2楽章Andante Sostenutoの前半も感銘度が薄めで、う〜ん…と思っていたら中盤からいい感じに聞こえてきた。オーボエやコンマスのソロが美しかった。個人的に一番よかったのは第3楽章。感動的な(はずの)第4楽章の金管のコラールは…まぁ、普通…素晴らしいと泣ける(はずの)エンディングもあっさり…ヤノフスキさんのシュッとした味付けはそれはそれでいいのですが、泣けないな〜


5月の定期(ルイージのレスピーギ)は聴かないことが確定していて、6月の原田さん&反田さんでN響定期2023/2024が終了。お隣さんがとてもいい方なので会員を続けてきたけれど(B定期以外は)いつでも席を取れるし、大幅値上げの来シーズンはさすがに継続しないかなキョロキョロ