のんびり まったり やんごとなき みやびなまいにち

のんびり まったり やんごとなき みやびなまいにち

つれづれなるまゝに、日ぐらし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。

新国立劇場バレエ団『ラ・バヤデール』(初日)(小野絢子&福岡雄大)を観てきました。

 

 

2024年4月27日(土)14時開演 新国立劇場オペラパレス

【振付】マリウス・プティパ Marius Petipa 【演出・改訂振付】牧阿佐美 【音楽】レオン・ミンクス Léon Minkus 【編曲】ジョン・ランチベリー John Lanchbery 【美術・衣裳・照明】アリステア・リヴィングストン 【照明】磯野睦

 

【ニキヤ】小野絢子 【ソロル】福岡雄大 【ガムザッティ】直塚美穂


【ハイ・ブラーミン(大僧正)】中家正博 【黄金の神像】奥村康祐


【ラジャー(王侯)】趙載範 【マグダヴェヤ】福田圭吾 【つぼの踊り】渡辺与布 etc.


【ジャンベの踊り】奥田花純、五月女遙 【パ・ダクション】中島春菜、吉田朱里、金城帆香、花形悠月、池田理沙子、飯野萌子、奥田花純、広瀬碧、木下嘉人、原健太


【影の王国】第1ヴァリエーション:五月女遥、第2ヴァリエーション:池田理沙子、第3ヴァリエーション:飯野萌子


インドの寺院に仕える舞姫ニキヤはラジャー(王侯)に仕える若い隊長ソロルと恋仲である。ニキヤに思いを寄せる大僧正はニキヤを手に入れようと機会をうかがっている。一方、ソロルが仕える王の娘ガムザッティはソロルとの結婚を望み、王の命にそむくことが出来ないソロルは心ならずも結婚を承諾してしまう。絶望するニキヤは毒蛇にかまれ、解毒剤を差し出す大僧正の手を振り払って絶命する。後悔の想いの中で夢を見たソロルは夢の中でニキヤと再会して至福のときを過ごすが、彼が夢から覚めたとき、愛の力か、はたまた神の怒りか、寺院が轟音のなかで崩壊していく......。
(新国立劇場ウェブサイトより)

ラ・バヤデールは5年ぶり。その時は2回観て、柴山さんのニキヤ、渡邊さんのソロル、与布さんのガムザッティを観て以来です。

初日のチケットは完売お祝い


当初観る予定をしていませんでしたが、バクランさんの大ファンの友人が行けなくなり、お声がけいただいて買わせてもらいました。なので、今回は指揮が特によく見える席。私もバクランさんがそのお人柄も含めて大好きなので、指揮も舞台もオケも見ないといけないのでかなり忙しいウインク


絢子さん&雄大さんペアの鉄壁なことキラキラそれにロールデビュー直塚さんが割り込む構図。こわいくらいの直塚さんの表情ガーンが印象的。絢子さんの踊りが素晴らしいキラキラ


第2幕。牧先生の振付は男性キャストが目立つ踊りが少ないのですが、奥村さんの黄金の像の踊りは圧巻キラキラパ・ダクションでは、池田理沙子さん、中島春菜さんたちが登場。主役たちそっちのけで観ていました飛び出すハートそして、与布さんの壺の踊りがめちゃくちゃかわいいキューンラブ飛び出すハート


休憩が25分もあるので屋上庭園に行ってみました。つつじが見頃です🌺




第3幕では中島春菜さんを先頭にした32人の影の王国が美しかったキラキラ 五月女遥さん、池田理沙子さん、飯野萌子さんという豪華な3人のヴァリエーションも見応え十分でしたキラキラ


終演後外に出たところで与布さんにばったり遭遇びっくりラブラブ飛び出すハート出番が2幕までで、カーテンコールもあったので、ちょうどお帰りのところでした。「お〜与布さん!めちゃくちゃかわいくてよかったですよキラキラ」などとご挨拶できてよかったですウインク与布さんって、いつも私服のセンスも素晴らしいんですよねラブラブ


与布さんのInstagramより…顔がちっちゃいラブラブ8等身?


5月5日まであと7公演あります(うち2公演は完売ですが)ので、ぜひ。

瀬尾まいこ『幸福な食卓』(2004, 2007)を読みました。

 

『小説現代』「幸福な朝食」20003年3月号「バイブル」2003年11月号「救世主」2004年3月号「プレゼントの効用」2004年6月号

佐和子の家族はちょっとヘン。父を辞めると宣言した父、家出中なのに料理を届けに来る母、元天才児の兄。そして佐和子には、心の中で次第にその存在が大きくなるボーイフレンド大浦君がいて……。それぞれ切なさを抱えながら、つながり合い再生していく家族の姿を温かく描く。
吉川英治文学新人賞受賞作
切なさの分だけ家族はたしかにつながっていく。

 


瀬尾まいこさんの著作を読むのは11作目。

 

冒頭でお父さんがお父さんをやめる宣言。お母さんは別居中だけど、頻繁に食事を持って来る。食卓を囲んでいた家族がバラバラだけどバラバラでない変わった家族は食卓が中心。

 

え、お父さん、そんなことしちゃったのびっくりと驚き。超優秀な兄の恋愛遍歴と今の彼女。佐和子と大浦クンの素敵な関係。とても面白くて読みどころ満載キラキラ

 

と思っていたら終盤になって…え〜そんなのって…ガーンと、風変わりながらも平穏な毎日を過ごしていたら…そうくるかびっくり終盤のヨシ子のキャラクターもとてもよかったキラキラみんな幸せになってほしい。大浦クンのお母さんも。瀬尾まいこさんの初期の作品だけど、才能おそるべし。

 

 映画化されていたのは知らなかった。

東京・春・音楽祭2024の公演のため上野に3回行ったときのお食事あれこれ。


有名なラーメン店で、娘が2年ほど前だか美味しかったと言っていたらーめん 鴨 to 葱 に行きたいと思っていました。

(つい最近新宿のEATo LUMINEにもお店ができたそうです)

食べログ


先週土曜日の『アイーダ』の前は蓮玉庵でお蕎麦。4回目くらいかな。

安政1859年創業で、森鴎外の『雁』や斎藤茂吉、坪内逍遥、樋口一葉、久保田万太郎などにゆかりのあり、長い歴史を持つ蓮玉庵でお蕎麦。




歴史はかなり長いですが、めちゃくちゃ美味しい〜ってほどではないかな…ただ、上野やぶそばはいつも混んでいる一方で、こちらは公演前に入りやすいし、お値段もお手頃でいいと思います。



かきあげそば 〜 小海老と玉ねぎ。1,000円也


公演終了後に鴨to葱の前を再び通るも、約50人待ち(11席しかない)で諦めたガーン


日曜日『エレクトラ』の前の昼食。鴨to葱に行くもすごい行列(50人以上)で諦め、とんかつ山家 上野店へ。

「やまべ」と読みます。25分程で入店。



ひれかつ定食に海老(¥290)を追加。

上野のトンカツと言えばぽん多が有名ですが、その3分の1のお値段でかなり美味キラキラここでたまに食べますが、結構美味しくておすすめです。


さて、『エレクトラ』の終演後にらーめん 鴨to葱に行くと行列は20人弱。これはチャンス到来爆笑


先に券売機で購入してから列に並びます。


鴨コンフィ麺+今月ネギ

約25分で入店


システムがよく分からなかったのですが、鴨コンフィ麺と今月の葱を注文したら、結局3種類全部つけることになりました(もともと2種類選べて、今月ネギをトッピング(150円)すると1種類追加できる)。ま、それはそれでOKですウインク


説明書きを読みながら待つ…カウンター席は畳になっているのがユニークです飛び出すハート


かなり早く着丼…噂どおり丼がちっちゃいびっくりたぶん直径15cmほどか。いっぱい食べたい人は鴨親子丼セットにした方がいい鴨グラサンオヤジギャグガーン…鴨が葱しょってやってくるというくらいだから、美味しい爆笑やっぱり鴨肉って美味しいですよねよだれスープも鴨から取っているらしく、コクがあってこれも美味よだれ鴨好きの私にはストライクど真ん中。中細ストレート麺も美味しいです。柚子胡椒をかけると違う風味も楽しめる。

完食飛び出すハート


というわけで、最後に鴨葱に行って東京春祭を締めくくれましたウインク

東京・春・音楽祭 2024『エレクトラ』(2日目)を観てきました。




2024年4月21日(日)15時開演 東京文化会館 大ホール

R.シュトラウス:歌劇《エレクトラ》op.58

R.Strauss:”Elektra” op.58

上演時間:約1時間45分(全1幕)


【指揮】セバスティアン・ヴァイグレ Sebastian Weigle 【エレクトラ(ソプラノ)】エレーナ・パンクラトヴァ Elena Pankratova 【クリテムネストラ(メゾ・ソプラノ)】藤村実穂子 【クリソテミス(ソプラノ)】アリソン・オークス Allison Oakes 【エギスト(テノール)】シュテファン・リューガマー Stephan Rügamer 【オレスト(バス)】ルネ・パーペ René Pape 【第1の侍女(メゾ・ソプラノ)】中島郁子 【第2の侍女(メゾ・ソプラノ)】小泉詠子 【第3の侍女(メゾ・ソプラノ)】清水華澄 【第4の侍女/裾持ちの侍女(ソプラノ)】竹多倫子 【第5の侍女/側仕えの侍女(ソプラノ)】木下美穂子 【侍女の頭(ソプラノ)】北原瑠美 【オレストの養育者/年老いた従者(バス・バリトン)】加藤宏隆 【若い従者(テノール)】糸賀修平 【召使】新国立劇場合唱団 前川依子、岩本麻里、小酒部晶子、野田千恵子、立川かずさ、村山舞 

【管弦楽】読売日本交響楽団 【合唱】新国立劇場合唱団 【合唱指揮】冨平恭平


1年前のJ.Nott指揮の東響(タイトルロールChristine Goerke)がとんでもなく素晴らしい名演だったのですが、S.Weigle指揮読響はいかに?? また、タイトルロールのパンクラトヴァさんは、これまでに2017年に7月ミュンヘンで、9月に来日公演でバイエルン国立歌劇場『タンホイザー』のヴェーヌス、『ワルキューレ』ジークリンデを聴いていて、とても素晴らしかったので期待していました。





S.Weigle指揮読響(タイトルロールElena Pankratova)は、ノット東響に匹敵するくらい素晴らしかったキラキラ100分休みなく出ずっぱりのエレクトラを歌ったパンクラトヴァのパワーが最後まで全く衰えない。終始溢れる怒りを表現して突き抜けて素晴らしい。クリソテミスAllison Oakesもものすごい声量だし、クリテムネストラ藤村実穂子さんも役に入り切った演技や表情で演奏会形式でもさすがの一言。世界トップのバスの1人René Papeだけが楽譜を見ていたけど、朗々と響く声の美しさは聴きほれる。6人の日本人女声歌手もよかった。そして、熱気に満ち、激しい動きで指揮するS.Weigleさんが超かっこいいし、それに見事に応える読響の演奏もめちゃくちゃ熱くて…最後は胸熱ラブラブ



ややマニアックな演目なだけに満席でないのが残念なほどの超名演。間違いなく今年のベストコンサートの1つになるだろう。オペラは舞台芸術なんだけど、毎年猛烈に感動するオペラはたいていは演奏会形式のような気がする。


土曜日から鴨to葱で食べたくて前を通るたび、50人待ち(11席しかない)程で諦めたが、終演後行くと20人弱。25分程で入店。評判どおり美味しかったキラキラお昼は山家(やまべ)でヒレカツ定食に海老追加。上野のトンカツと言えばぽん多が有名だけど、その3分の1のお値段でもかなり美味。良き日でした。最近ずっと忙しかったので楽したいのに、月曜日もめちゃくちゃ忙しくて、楽させてはくれないガーン







東京・春・音楽祭 2024 『アイーダ』(演奏会形式)(2日目)を観てきました。




2024年4月20日(土)14時開演 東京文化会館 大ホール

ヴェルディ:歌劇《アイーダ》(全4幕)G.Verdi:Aida

上演時間:約3時間50分(休憩2回含む)

 

【指揮】リッカルド・ムーティ Riccardo Muti 【アイーダ(ソプラノ)】マリア・ホセ・シーリ Maria José Siri 【ラダメス(テノール)】ルチアーノ・ガンチLuciano Ganci(クロディアン・カチャーニ Klodjan Kaçaniの代役) 【アモナズロ(バリトン)】セルバン・ヴァシレ Serban Vasile 【アムネリス(メゾ・ソプラノ)】ユリア・マトーチュキナ Yulia Matochkina 【ランフィス(バス)】ヴィットリオ・デ・カンポ Vittorio De Campo 【エジプト国王(バス)】片山将司 【伝令(テノール)】石井基幾 【巫女(ソプラノ)】中畑有美子 【管弦楽】東京春祭オーケストラ 【合唱】東京オペラシンガーズ 【合唱指揮】仲田淳也

 

【Conductor】Riccardo Muti 【Aida(Soprano)】Maria José Siri 【Radamès(Tenor)】Luciano Ganci* 【Amonasro(Baritone)】Serban Vasile 【Amneris(Mezzo-soprano)】Yulia Matochkina 【Ramfis(Bass)】Vittorio De Campo 【Il Re d’Egitto(Bass)】Masashi Katayama 【Un messaggero(Tenor)】Motoki Ishii 【Una sacerdotessa(Soprano)】Yumiko Nakahata 【Orchestra】Tokyo-HARUSAI Festival Orchestra 【Chorus】Tokyo Opera Singers 【Chorus Master】Junya Nakata

*Klodjan Kaçani, who was originally scheduled to perform Radamès(Tenor), is unable to appear due to circumstances. Instead, Luciano Ganci will perform the role.

 

開演前の昼食。安政1859年創業で、森鴎外の『雁』や斎藤茂吉、坪内逍遥、樋口一葉、久保田万太郎などにゆかりのある蓮玉庵でお蕎麦。4回目くらい。歴史はかなり長いがめちゃくちゃ美味しい〜ってほどではないかなキョロキョロ




ヤノフスキさん指揮のワーグナーと並んで東京・春・音楽祭の毎年の目玉となっているムーティ様指揮のヴェルディ…2021年の圧倒的・圧巻・超最高の『マクベス』に続く昨年の『仮面舞踏会』はう〜ん普通…今年は『アイーダ』。もちろんチケット完売。



ムーティさんのサイン


マエストロ登場で猛烈な拍手拍手歓声をあげる人もびっくりラダメスGanciが冒頭の超有名な「清きアイーダ」でコケるガーン第2幕超超超有名なアイーダトランペットが冒頭でコケるガーン初日絶賛されていたアムネリスMatochkinaが序盤はスロースタート等、パーフェクトとは言えないだろうけれど、満足度の高い公演ルンルン


なんと言ってもアムネリスMatochkinaが最高❣️2019年マリインスキー来日公演『スペードの女王』で出番の少ないポリーナを歌った時から目立っていて、昨年の『仮面舞踏会』でも第1幕しか出番のないウルリカを歌った彼女がキャストの中で一番よかった。アムネリスの特に第3幕、第4幕。役得ではあるけど、第4幕第1場が実に見事で、拍手がしばらく終わらないくらい客席のウケがよかった拍手


初日が不調と評判だったアイーダMaria José Siri とラダメスGanciが尻上がりに調子を上げていった。そして最後の二重唱「さようなら大地、、涙の谷」もよかったキラキラシーリが2015年『トスカ』、2016年『アンドレア・シェニエ』で観た時より体格が3割増しくらいになっていたのでびっくりアセアセ巫女を歌った中畑さんも合唱団も素晴らしかったキラキラ


82歳ムーティさんをガン見するために取った2階L席から指揮姿がよく見えるんだけど、背筋がピンとしていて、指揮する姿がめちゃくちゃカッコいい。演奏も(初日よりも)キビキビしていた(らしい)し、オケを完全に統制してる感がすごい。歩く姿もシャンとしていて、こういうおじいちゃんになりたいものだ。終演後は9割くらいの人がスタンディングオベーション。もちろんソロカーテンコールあり。で、ムーティ祭は終わりと思いきや、9月に『アッティラ』やるとかウインク

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団第369回定期演奏会を聴いてきました。



2024年4月19日(金)19時開演 東京オペラシティコンサートホール

【指揮】高関健(常任指揮者) 【ヴァイオリン】南紫音

R.シュトラウス:楽劇「ばらの騎士」作品59、第1幕および第2幕より序奏とワルツ集

シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番 作品35

ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 作品55「英雄」

R.Strauss: Der Rosenkavalier, Op.59 ActⅠand ActⅡ: Prelude and Waltz

K.Szymanowski: Violin Concerto No.1, Op.35

L.v.Beethoven: Symphony No.3 in E-Flat Major, Op.55, "Eroica"


先週に続いて今週もめちゃくちゃ忙しくてくたくた無気力喉も少し痛いような気もするし、身体がだるくて辛くてたまらない。イスラエル🇮🇱vsイラン🇮🇷の攻撃で株式市場はめためたガーン多少後場は盛り返したけど、週明けはどうなることやら。早く家に帰って寝たかったけれど、気持ちを奮い立たせて疲れた身体を引きずりながら初台へ。今日は2024/2025シーズン開幕公演です。演奏会通いを減らす(例:N響Aと東フィルオーチャードの会員を止める)方針ですが、シティフィルは従来のティアラ(4公演)だけでなく今シーズンはOTC定期(9公演)の会員になりましたウインク周囲には異音を出したりパンフレットをパラパラめくる人、鼻をすする人もいないので、環境はまぁまぁ。ただ、バカみたいにデカい拍手をする人が近くにいるのが現時点での唯一残念。


プレトークで高関健さんは今日も絶好調…舌好調?今シーズンで10年目だそうですが、2027年までの契約延長が決まったと報告されていましたお祝い「ばらの騎士」から語る語る爆笑


よく演奏される「ばらの騎士」組曲とは違うところが高関さんのこだわり。冒頭のホルンからよかったし、聞き覚えのある旋律が出てくるけど、後半はR.シュトラウスが原曲から全く変えて作曲したもので、終盤が派手派手でめちゃくちゃ楽しめた。


2曲目シマノフスキは南紫音さん。美人だし売れっ子になった彼女だけど…3回ほど聴いたイメージがあるのに、聴くのはなんと12年ぶり2回目びっくり当時22歳でメンデルスゾーンを同じくシティフィル(指揮は宮本文昭さん=宮本笑里パパ)で聴いた。

いやはや12年か〜と感慨深いものがありましたウインクかなり難曲のシマノフスキを自分のものにして、ものすごい表現力で弾ききったのはお見事と言うほかない。これまで紫音さんをあまり聴かなかったのは不覚。オーケストラは大編成だったけど、Vnソロのところは控えめでソロがお休みのところはブンブン鳴らしてかなり楽しめる演奏だった。


後半は英雄交響曲…プレトークで高関さんが「どうしても巨匠たちの演奏に似ていってしまうので、個性を出したい」と言っていたとおり…非常に面白かった。うねる弦、吼える管、炸裂するティンパニ、美しい木管…何回となく聴いてきた作品だけど、第1楽章はウルウルきて笑い泣き第2楽章の葬送行進曲も悲しさにウルウル笑い泣きえぇ曲やなぁ〜短い第3楽章はホルンがなかなかよかった。そして第4楽章の終盤も…というふうに猛烈に感動した。3曲とも素晴らしい演奏で大満足キラキラキラキラキラキラしんどい身体を引きずりながら聴きに行ってホントによかった。OTC定期会員にもなったので、今シーズンがさらに楽しみ{emoji:004_char3.png.ウインク}

NHK交響楽団第2007回定期公演Aプログラム(初日)を聴いてきました。



【指揮】マレク・ヤノフスキ Marek Janowski

シューベルト:交響曲 第4番 ハ短調 D. 417「悲劇的」

ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68

Schubert / Symphony No. 4 C Minor D. 417, Tragische (Tragic)

Brahms / Symphony No. 1 C Minor Op. 68


めっちゃ仕事が忙しくて、更新が遅い…先週土曜日は自宅でJoliクンとのんびりまったり過ごしていたけれど、疲れが残ったまま。初台、サントリー、文化会館、芸劇、オーチャード、王子、トッパンなどと比べても(川崎、みなとみらいは別として)NHKホールは行こうという気持ちにならなさ度合いは随一。気が乗らず、パスしようかと思ったけど、ヤノフスキさん指揮のブラームスなので気持ちを奮い立たせてなんとか到着。それに、お隣さんに会いに行ったというところか。お隣さんはとてもいい方です。疲れ果てていたこともあり、シューベルトは夢心地。ま、最初から寝るだろうと思っていたんだけど、意外と爆睡とまではいかず、寝落ちはせずに(たぶんあせる気持ちよく聴いていた(はず)


後半のブラームスは16型編成。期待は高まるも、冒頭のティンパニとか弦とかはどうも期待したほどの重厚感が感じられない。巨大なNHKホールのデメリットなのか音が分散されているような感じで、私の胸にググッと迫ってこないキョロキョロ第2楽章Andante Sostenutoの前半も感銘度が薄めで、う〜ん…と思っていたら中盤からいい感じに聞こえてきた。オーボエやコンマスのソロが美しかった。個人的に一番よかったのは第3楽章。感動的な(はずの)第4楽章の金管のコラールは…まぁ、普通…素晴らしいと泣ける(はずの)エンディングもあっさり…ヤノフスキさんのシュッとした味付けはそれはそれでいいのですが、泣けないな〜


5月の定期(ルイージのレスピーギ)は聴かないことが確定していて、6月の原田さん&反田さんでN響定期2023/2024が終了。お隣さんがとてもいい方なので会員を続けてきたけれど(B定期以外は)いつでも席を取れるし、大幅値上げの来シーズンはさすがに継続しないかなキョロキョロ

15時から池袋かぶとに行った後、サントリーホールに向かい…

日本フィルハーモニー交響楽団第759回東京定期演奏会を聴いてきました。シューベルトもブルックナーも第3番つながり。




2024年4月12日(金)19時開演 サントリーホール
【ブルックナー生誕200年】 【指揮】下野竜也
シューベルト:交響曲第3番 ニ長調 D.200
ブルックナー:交響曲第3番 ニ短調 WAB.103(1877年第2稿ノヴァーク版)

Franz Schubert: Symphony No.3 in D-major, D.200

Anton Bruckner: Symphony No.3 in D-minor, WAB.103


かぶとで超満腹になったこともあって…

公演中は前後半ともかなりのふわふわした気分。座席の位置から2nd Vnトップにいた神奈川フィル首席の直江智沙子さんがよく見える。いつもにこにこ楽しそうで、聴いているこちらまでついついほおが緩んできてしまう酔っ払い飛び出すハート目がハートラブラブキューン目を開けているうちの4分の1くらいは直江さんを見ていた気がする飛び出すハートシューベルトもブルックナーも楽しめた。


先日の強い雨風で桜は散ってしまいましたが、サントリーホール近くはまだ少し残っていました桜

食べログでうなぎ店の日本一を争うお店。食べログ Award 2024 Silver(2017年から8年連続)かぶとに行ってきました。3か月ぶり5回目。

 

初めてかぶとに行った時の投稿 昨年6月

 

2回目 昨年9月

 

3回目 昨年11月

2024年のかぶとのカレンダーをいただきましたウインク


前回(4回目) 今年1月

 

食べログ Award 2024で Silver を獲得しているうなぎ店は、かぶとうなぎ亭 友栄(小田原市)、う嵐(大津市)の3店だけ。う嵐新規客の予約受付不可)


が復活したみたいなのでいつかは行ってみたい。


長らく予約争奪戦で負け続け(約20連敗?)約5年間どうしても予約を取れなかったのが不思議なくらいに最近は予約争奪戦が絶好調で、6戦5勝ウインクただ、今回予約を勝ち取るのはかなり苦労し、予約できたのはほぼ奇跡かなと思っています。かぶとに行く日は朝からワクワク爆笑昨日朝7時から14時までほぼ休みなしで仕事を片付けて、池袋にやって来ました。

 

昨年までは15時30分と17時30分の2部制でしたが、今年から15時と18時の2部制に変更されました。今回は15時です。奥の席から名前を呼ばれていきます。今回は13人。

 

この後サントリーホールで演奏会がある。1週間仕事で疲れた身体+うなぎ満腹+お酒右矢印爆睡のパターンが見えたので、あずき茶を注文しました。


前々回は天然vs養殖の食べ比べをがっつりでお願いしたためにすごい量となり、少食の私には最後はちょっとしんどかったので、量を聞かれた時に、がっつりではなくほどほどの量でお願いしたのですが…次回(5月・6月)の予約は取れなかったので、せっかく予約が取れたのだからやっぱりがっつりでいくことにしましたウインク

 

1️⃣お通し:塩もみした有機大根


2️⃣えり焼き:頭を関東風に蒸したタレ付き。骨っぽい。大将藤森さん曰く「一番美味しくないところ」ですが、それはそれで旨い。ここから段々とさらに美味しい部位へとレベルアップしていきます。


3️⃣塩の頭:えり焼きと全く同じ部位を関西風に。骨っぽいのは同じものだけど、塩味でめちゃ美味しいウインク


4️⃣冷奴:「買ってきて切ってるだけですよ」とのことですが、この豆腐は甘みがあってめちゃうまい。対馬の藻塩をかけるとさらに美味しい。この藻塩を持って帰りたいと毎回思う…この豆腐を毎日食べたい。それくらい美味しいよだれ


5️⃣ヒレ焼き2本:しっぽ、腹びれ、背びれ。ヒレは動かす部位なので一番美味しいところ。中身がトロッとしていて旨みがジュワってくる…当店だけでは足りないので、他の店で捨てられる部位を集めてきて出している。捨てるのはもったいない。

 

6️⃣肝焼き:ほろ苦さと甘みのバランスがいい


7️⃣串巻き:尻尾寄りの肉を塩味で。藤森さん曰く「ここは旨いんですよ」


8️⃣天然の頭:塩味で旨みがある。骨っぽいけど…味わい深い


目の前で天然をさばいていきます。威勢がいい!!



天然うなぎを目の前で捌いていると、2匹から釣り針が出てきた🪝「温かくなってきて食いつきがいいから飲み込んだのでしょう」とのこと


9️⃣一口蒲焼き


頭は観賞用。匂いを嗅いで養殖と天然の違いを確認。動画撮影したけど、今回は動いているところはうまく撮れず…


1️⃣0️⃣心臓ピクピク。噛むと痺れるので飲み込みます。目にいいらしい。


1️⃣1️⃣レバー:1枚が1匹なので、10匹分くらいだろうか?食感はまさにレバーです…美味


1️⃣2️⃣お漬物:時計回りに…キュウリ、かぶ(あやめゆき)、なす、アスパラ、にんじん


白焼きが少しずつ出来上がる…


1️⃣3️⃣まずは養殖の白焼き…養殖は脂が乗っているので、ぷりっぷり。小ぶりでした。そのままあるいは好みで藻塩又は塩で。


藤森さん曰く「多くのお店はわさび醤油を出すけれど、さばきたてをわさび醤油と食べると、醤油の強さでうなぎの味が台無しになる…さばいてから時間が経っていて酸化しているからごまかしているんですよ」と言って、初めて来店するお客さんに醤油をほんの少したらしてみるよう勧めます。


1️⃣4️⃣岡山産の天然うなぎの白焼は、身が引き締まっています。



次は蒲焼の準備です…わくわく…もくもく…どきどき。白焼きから40分弱。藤森さんの前の席なので、いろんな話ができるのでカウンター席はめちゃくちゃ楽しい


1️⃣5️⃣蒲焼(天然):岡山

1️⃣6️⃣蒲焼(養殖)

上が天然、下が養殖の食べ比べ。どちらが旨いとかってほぼ趣味の問題で、両方とも旨いよだれよだれウインク




1️⃣7️⃣ご飯は少々固めがよく合います。


養殖をご飯に乗っけてみました。うなぎのエキスが加わったタレが最高に美味しいですキラキラ


1️⃣8️⃣肝吸い:目の前で削ったばかりのかつお節の風味がほんのりしてこれまた美味しいウインク


予約が超超超困難なかぶとですが、一度でも食べるとハマります爆笑めちゃ美味しい。絶妙な焼きの技で味が最高キラキラ他店では捨てられる様々な部位も堪能できる。店主藤森さんのキャラも素敵で、奥さまとのやり取りも面白く、お店の雰囲気も最高キラキラ今回もめちゃくちゃ幸せな3時間となりましたラブラブ




毎年この季節恒例のJoliクンとのお花見桜


今年は3月に寒い日が続いたことから例年より開花は遅めでした。3月31日(日)11時頃にJoliクンとCanal Cafe カナルカフェへ。


食べログ







さくらえびのピザとオレンジジュース


ジェラートは、いつもこればっかり…マンゴーパッションと白桃



4月4日にようやく満開となりました桜6日(土)寿司大に行って、お昼寝した後、15時頃に北の丸公園へ。武道館とJoliクンキラキラ






人出がすごくてJoliクンが踏まれたりしたらたいへん。さすがに千鳥ヶ淵をお散歩するのは諦めましたぐすん


再びCanal Cafeへ。







背中で語るJoliクン飛び出すハートキラキラキューンスターラブラブ


4月7日(日)8時半過ぎに北の丸公園へ。例年より遅めとなりました。


東京タワーが見えない…











ボートの整理券待ちの行列が9時頃には数百人、数百メートルになっていましたびっくり




Joliクンの頭の上に桜の花びら桜


ブサ顔爆笑爆笑爆笑




土曜日は東洋大学、日曜日は明治大学の入学式でした。


トネリコの木を見るとNothungを探してしまうのはワグネリアン? ワンコ様がノートゥングを引き抜くところを想像する私はもっと重病か?爆笑(←『Die Walküre』第1幕より)



昨日のすごい雨風で桜はいっぺんに散ってしまいました。


また来年もお花見に行こうねウインクウインクウインク