対策として、塩熱サプリと芍薬甘草湯を持っていたんですが、本当に一時しか効かず・・・足は動かん、雪崩のように抜かれるとでモチベーションが更にダウン。このまま5合目でアウトかなぁ…と考えながらトボトボ歩くことしかできませんでした。

 

そんなふて腐れた気持ちで5合目手前ロードで、少し走ると・・・

なんと足攣りが嘘みたいに消えました!! そのときに前述の事を思い出しました。

 

なんで早く気がつかない!!

時既に遅し、5合目通過は2時間17分!! 残り3分!! 絶望的過ぎる。そして、馬返し→5合目のタイムが1時間16分!! 更に絶望的過ぎる()

 

5合目をギリギリ通過しましたが、もうこの時点で完走はかなり危うい。

前後にもランナーはいますが、悲壮感が凄い。応援してくれる人も、具体的な内容には一切触れません。

登山者も道を譲ってくれる人は皆無、切ない…。

 

けど、せっかく時間を何とか都合して参加したので、できるところまでは行ってみたい。 できる限り前に進みます。 けど…

 

傾斜が凄いね。

体が全然前に進みません。

そりゃ、どんどん斜度がキツクなるのは判るのですが、上ったのも随分昔に1回だけなので、流石に面食らいました。

 

普通に上るだけでもひ~ひ~。 結局関門の18分遅れの4時間18分に8合目に到着して、私の富士登山競走は終わりを告げました。

 

感想としましては…もう、5合目以降は地獄のような感じでした。体力ないし、傾斜は凄いし、天候はコロコロ変わるし。完走するためにはいったい何が必要なのか見当もつかない、未知なレースでした。マラソンとも違うし、トレラントも違うし、その独特のしんどさが富士登山競走たるなんらかなんだろうですね。

 

当然なのですが、登りばかりということで、心が折れない対策もしっかりしないと駄目と感じました。登りだけって、本当に心が折れやすい。これをどうやって退けるのか…通過タイムを事細かに管理して、試走を繰り返して自分をPushしていくしかないんでしょうね。

 

個人的には、まだまだ経験不足、トレーニング不足がストレートに結果に現れたので、特に後悔もなく・・・次回は必ず!!なんていう闘志がわくわけでもなく淡々と結果を受け止めております。

 

少なくとも、現状の満足に練習ができない状況では完走は無理と判りましたので、これで一区切り。 いろいろなチャレンジは脇に置いて、わが子「まる」のお世話に徹そうと思います。 あ、健康維持レベルでのランニングは続けます・・・酒の量がかなり増えたので…。

 

焦らず、焦らず。 山は逃げないです。
大先輩からのお言葉でした。


 

フランクフルト、ご馳走様でした。

 


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