No.146 雨のち晴れ(1) | OLは青年海外協力隊になってドミニカ共和国へ

OLは青年海外協力隊になってドミニカ共和国へ

青年海外協力隊(27-1次隊)としてドミニカ共和国で生活した記録。コミュニティ開発。活動のこと・ドミ共の人々&文化のこと・観光情報など、現地に密着したからこそ言いたいこと&伝えたい情報


「よし!力を入れてやってみよう!」ということがやっと見つかって、集中的に活動していることがあります。

石ころだらけで殺風景な小学校の校庭に、花壇を作ろうプロジェクト


古タイヤに子供達が色を塗り、植物や花を植える計画。


上手く行きました。
途中までは。
すごく。

子供達が進んで動いてくれて、重い土も一生懸命運んでくれて。
校庭の隅に積まれていた古タイヤに元気な色が塗られ、花や植物を植える準備は整いました。


問題はここから。

植える植物や花が、ない。

前々から、先生たちや町内会のメンバーに「私はアイデアは持ってくるけど、土も花も植物もないから、皆さんの協力が不可欠なんです。助けてね」と言っていました。
そう言うことで、学校や地域を巻き込むことになるから。


私の任地は緑豊かな田舎町だし、農業や花栽培が盛んなので、家族や知り合いのツテで植物や土など簡単に入手できるはずなんです。


でも、
大人はいつまで経っても無関心。

歓迎はしてくれるけど、動いてはくれない。

配属先もそう。
「いいアイデアだね」とは言ってくれるけど、それだけ。一緒に働いてくれない。

このままでは子供達の熱意も冷めてしまう。
私は、協力隊としてはあまり望ましくない行動をしました。


-->(2)に続く


↑集中しているところ

↑カラフルに仕上がりました

↑土は男子たちが運んでくれました


↑校庭。鉄棒,ブランコ,ジャングルジム…ないです。この国ではこれが普通。でも体力や運動能力は日本の子供達より高いと思う。