【終演!】創作ユニット3like 第五回公演 夕立の中で君が笑った。 | .

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創作ユニット 3like 第五回公演
『夕立の中で君が笑った。』

無事終演しました。

今回の作品。
私の役は カナ とゆう女性で
思い出を閉じ込められて空っぽな彼女の世界は淡々とぼんやりとしていて 思い出を取り戻しながら少しずつ色がついて自分を取り戻していく感じでした。私は。

私はとてもカナに似ていて
やりがいも思い入れも難しさもありました。

もちろん育った環境とか、そうゆう事やなくて
私はとてもぼんやりとしていて、
ぼんやりしてる私を自分で色付けして私を作り上げて生きてる気がして
苦しくもないけどぼんやりしていて
でもとても寂しいし、もどかしい。
私はカナに似ている気がした。

台本を貰って
スケジュールが合わなくて
私はたまたまみんなと別のタイミングで
一通り通して稽古場で空き時間に読んだのだけど、涙が出て
そんな事私の演劇人生でないことで
驚いた。

歳のせいかと、もうそんな歳になったんかと
そう思ったんやけれど
カナと私が似てるからなんやろうなと思った。

ナギサとのシーン
サヤカとナギサとの灯台のシーン
ぎゅっとなった。
救いとするのか、希望とするのか。
でもとにかくぎゅっとなったの。


私の人生が生活が
最近とても行き詰まっていて
いきづらいし、しんどくて、疲れちゃったのやけど
(それは私の問題で誰がどうとかやないんやけど)
そんな私がカナと言う女性に出会えて
カナを通してナギサやサヤカに出会えて
とっても救われた気持ちになった。

具体的にどうってのは難しい。
ただ、カナの救いや希望や迷いや葛藤や孤独に向き合うことができて、なんだかとても救われた。


これを書いてる今も、涙が出るんやけども。

たくさんの思い出たちがカナの中に溢れかえっていく。
子供の頃のさやかの思い出がどんどんカナの中に流れていく。
過去のシーンは、袖裏でセリフだけ聞いてるんだけど私だけいつも馬鹿みたいに泣いてしまった。
そんな事本当に本当に私の演劇人生でない事で
どうなってしまったんかとおもった。

こずえさんの脚本はとても素敵だったし
ばかみないな言葉しか出せないけど
ほんとにすごかった。
そんな素敵な世界に出会えたこと。
その世界に立てたこと。
本当に嬉しくて幸せだった。

カナに出会えたこと。
サヤカやナギサに出会えたこと。
このタイミングで出会えて向き合えたことは
とっても私の演劇人生で、そして人生で
大きいことだったなぁと思う。


呼んでくださって、こんな素敵な世界に立たせてくれたこずえさん。
素敵なご縁を結んでくれたなっしーには
本当に感謝でいっぱい。
きらりもゆきねもこうきの年少チームも素敵で
可愛くて尊敬できる仲間だったし
おないどしちーむのかけるさん、なっしーも沢山遊んでくれて
素敵な出会いがたくさんあった。


美術とか小道具ものびのびやりたいようにやらせていただいてとってもとってもたのしかった。

これからどう私が変わるか、もしくは変わらないのかは時間が経ってみないとわからないけれど
私にとってとても心に残る公演となりました。

何より、この公演を観に来てくださった皆様。
本当にありがとうございました!


おわり!