10代のみんなとお付き合いすることが多いのですが、わかものたちは、こんなイメージ。
やわらかいアルミニウムの球。
その中に、かたい球が入ってる。
これが、そのひとを支える芯。
でも、この中の球がちいさいと、まわりがやわらかいのでペコペコへこむ。
ちょっとの力ですぐ傷つく。
しかも、へこんだり傷ついたら完全に元にはもどらない。
内側からの力で、凹みを外側に押し出すことはできるけど。
これは、10代だからというより、おとなになっても、ずっと繰り返されることだと思っている。
はんたいに、中の球がしっかり大きいと、少々落としたりなにかがぶつかってもへこまない。
へこんでも、あまり大きく傷つかない。
自分のなかにある球が、おとなになってもあなたの芯になり、守ってくれる核になるとおもう。
それは、喜びとか楽しい気持ちとか、仲間とか思い出とかそういうもので創られる。
なるだけたくさん、そういう経験をしてもらいたいな、わかものよ。