2月16日(土)

2年ぶりになるでしょうか
久々に里山スノーハイクに行って来ました
場所は北海道上川郡上川町
氷瀑まつりでも有名な
層雲峡に近いニセイノシキオマップ

数年前にも訪れた事のある場所では有りますが
落差25m程になる凍った滝
ブルーウルフを見に雪の中を約1時間弱
歩いて来ました(^^)

旭川から国道39号線を上川町へ向かい
層雲峡の手前の大きな
高圧電線の塔があるので、そこから
スノーシューを履いてトレックしていきます



目的地の凍った滝
ブルーウルフを目指す道中
iPhoneをザックに入れてしまい
出だしの撮影は出来ませんでしたので
到着時と以降に撮った写真になりますので
以降の写真は歩いた足跡だらけになります


さてこのニセイノシキオマップは
北大雪山の主峰ニセイカウシュッペ山が もたらす
自然の恵みの川が流れています

その川の横を沿うように歩いて行くのですが
今季は雪崩により
道幅が極端に狭くなり
スノーシューの片足一歩でやっと通れる程

雪崩でなぎ倒され横たわる木

↑写真は帰りの途
スノーシュー後ろ半分が雪道から
はみ出してます💦
これ落ちたら落差は無いにしても
即、川にドボン
この時期なら低体温に陥り大変な事に
山肌に取り付き倒木につかまり
落ちない様に
チビチビと歩を進めました

そんなビビリながら歩くと
地熱で溶けた雪の合間には
透き通る氷柱が(^^)




この倒木、雪崩地帯を抜けて程なく歩くと
ニセイノシキオ川から別れる
別の小さな小川を登って行きますが
この時期は雪に覆われて川は見えません

丁度、川が流れる窪み凹の部分を歩いてしまうと
コレまた地熱と川で緩んだ雪に足を取られ
地味に流れる雪下の川に落ちたりもするので
窪みの少し上の方を歩いて行きます

今回はガイドさんが先頭を切って
雪を踏み固めて下さったので
然程、辛くもなく登る事が出来ました(^^)




沢を半分も登ると
反対側の景色はこんな感じです

スタートを切った時にはチラ付いてた雪も止み 
青空が見え隠れしだしました(^^)

柱状節理の間から流れ落ちる滝

落差25mは有ろう
凍った滝
ブルーウルフです
実際には雪が積もっているので
雪が解ければ
落差は数メートル多くなります

数年前に訪れた時は
気温も高くなりだす頃でしたので
滝の直下まで行く事は出来ませんでしたが

今回は時期も良く
滝の直下まで行く事が出来ました

この完全氷結したブルーウルフは
アイスクライミングで
登る人も多いらしく 
今回は貸し切り状態での滝でした




滝の表面こびりつく雪を払い
見上げると……
一瞬、雪崩かと怯みましたが💦

舞い散る雪がとても綺麗でした(^^)







滝の表面の雪を払う為に
(透き通ったアイスブルーが見たくて💦)
よじ登った斜面↓


薄く広がった雪の数センチ下には
既に滝の氷が広がり
スノーシューで踏み入ると
滑落の危険があるので
一旦下まで下がり
氷のない部分を探し下から再アタック‼️

アイゼンもピッケルも持参しなかったので
雪に穴を空けて腕を突っ込んで
下の氷を確認しながらのよじ登り

ちょうど穴を空けた部分は
滝と地面の境目で
足を滑らす事なく登る事が出来ましたが

地熱で滝の氷の厚さは
指一本分👆位の厚さ‼️


氷の下には土が構え
これも時期により踏んでしまうと
氷が割れて滑落の危険あり?

それだけ外気温が低くなる北海道

冬だからこそ観れる
素晴らしい自然の造形物と会う事が出来ました
(^ ^)


今回は少しスリルある途行に
楽しい時間を過ごして来ました


散策後は層雲峡へ行き
ラーメンを食べながら
ガイドさんと次回の打ち合わせ

今年はどれくらい自然の中に身を投じれるか
新しいチャレンジも控えてワクワクな幕開けとなりました(^ ^)v