こんにちは。Mondeoです。
レコ発という名目で巡る全国ツアー、今回は自身初上陸となった広島県でのライブレポートを書いていきます!
4/20(金)レコ発ツアー9日目
広島県 Cafe&Bar 銀山ベース
佐賀県2ヶ所でのライブを終えた翌日、僕は鈍行列車で数時間かけて広島県へゆったりと移動しました。
広島県に入ると、車窓からは瀬戸内海に浮かぶ島々が見えました。
こんな景色には今まで出会ったことがなかったので大興奮。
こういう土地特有の景色を見られるのも、電車移動の醍醐味です。
2日間泊まる宿に到着しチェックインを済ませた後、ちょうど夕飯の頃合いだったので近くでご飯を食べられるお店を探すと、宿のすぐ近くにお好み焼きのお店を発見。
中へ入るとお客さんは一人もいず、店長さん一人だけでした。
さっそく広島のスタンダードそば入りのお好み焼きとビールを注文し、移動の疲れをビールで癒す。
この「よっくん」というお好み焼き屋さんの店長さんがとっても気さくな方で、初めて広島県に訪れた僕に色々な観光名所やお話などを聞かせてくれて、初めて来たとは思えないほど打ち解けました。
お好み焼きもすごく美味しくて、また食べたいと思った僕は翌日のライブの前にまた来る約束をしてこの日は宿へ戻り早めに就寝。
翌日。
会場入り時間までだいぶ時間があったので、兼ねてから行きたいと思っていた平和記念公園と原爆ドームへ行くことにしました。
その前に、前日に訪れた「よっくん」へ約束通り行き、お好み焼きを食べるついでにCDを店長さんに渡しました。
こういう一期一会の出会いも旅の醍醐味。
また広島へ来た時は必ず来たいと思える場所が出来て、腹も心も満たされた僕はいざ平和記念公園へ。
公園内の資料館に入り、原爆にまつわる様々な資料を拝見し、改めて非道な歴史があったことを思い知りました。
平和への祈りを込めた沢山の折り鶴が、今でも世界中から寄贈されている。
繰り返してはいけない歴史。
ただ生きていただけなのに、亡くなってしまった大勢の命を偲び、泰平の世になることを願う。
その後、ほど近くの原爆ドームへも足を伸ばしました。
その建造物を囲むように、周りには美しい花が沢山咲いていました。
雨降って地固まる。
その言葉を象徴するかのように、かつての焼けた大地には花が咲き、復興を遂げ、新しい街が生まれた。
悲しみの涙は、人々を育む肥やしとなり、今では世界中から注目される都市となった。
平和への想いをより一層強めた僕は、会場となる「銀山ベース」さんへ向かいました。
この日は僕と地元の方々との3マンライブ。
会場は川のほとりにあるとってもお洒落なCafe&Barです。
19:30からイベントがスタート。
トップバッターはオトイさんという方でした。
銀山ベースさんではよくライブをされているそうですが、怪我でしばらく入院されていたようで、まだギプスの外れないままの格好でこの日は久しぶりのライブだったそうです。
それでも看護婦さんが来てくれていたり、自分のお客さんが来てくれていたり、お話するととても気さくで温かなキャラクターのオトイさんは皆の人気者であることがよく伺えました。
決して誇張したりしない赤裸々なトークも持ち味だと思います。
2番手は妹尾(せのお)さん。
こちらの方も銀山ベースさんでよくライブをされているそうで、楽曲がとにかくお洒落。
僕には到底作れなさそうなコード進行の曲と、甘い歌声が魅力。
でも意外なことにB'zが大好きのようで、コピーバンドでも活動中とのこと。
あんなメロウな曲をやる人がB'zをやったらどうなるんだろうと、ちょっと興味が沸きました。
そして僭越ながら、この日は僕がトリを務めさせてもらいました。
セットリストは以下。
1.カム バック ホーム
2.新潟慕情
3.咆哮
4.越後道中・味探訪
5.用途
とってもお洒落な会場で僕みたいな音楽はどうなんだろうと思いましたが、受け入れて頂けたようでした。
客層としては若い女性のお客さんが多く、キラーチューンの「越後道中・味探訪」では皆さんノリノリでコールアンドレスポンスをしてくれました。
おまけにアンコールを頂き、「たわし!たわし!」というコールに応えてコントのアンコールをやりました(笑)
投げ銭も頂き、CDも買って頂き、実りのあるライブだったと思います。
ライブ終了後は出演者やお客さん交わっての軽い打ち上げ。
銀山ベースさんは料理も絶品です。
今回お世話になった銀山ベースの山村さんご家族、ご共演頂いたオトイさんと妹尾さん、来て頂いたお客様、大変楽しいライブでした。
ありがとうございました!
そして皆さん散り散りに帰途へ。
僕もご挨拶をして、宿へ戻り就寝。
次回からは4日間の行程で巡った東海ツアーの記事を書いていきます。
読んでくれてありがとうございました。
Mondeoでした。