１頭目は出資馬
２歳牡馬 ミスティックグロウ
父オルフェーヴル 母ミスティックリップス
馬体重:464㎏
ここまで順調に来ていたが、先週のコメントで「左前の跛行のため休養中」と初めての一頓挫。以下は担当者より。
左前の跛行は深管の部分で、首や腕などの上の筋肉から来ているものだろう、骨などではない。成長期の身体に筋肉が追い付いていないため起こる一過性のものだから心配ないでしょうとのこと。オルフェーヴル産駒は思っていたより扱いやすく、この馬も今のところは落ち着いている。ペースが上がって少しカリカリし始めたが、あとは入厩してからどうなるか。でも昨日の見学時はうるさかったです、と。笑オルフェ産駒がズラッと並んでいたので比べてどうか聞くと、色々なサイズがいてタイプも様々だから比べられないが、同馬が一番スタンダードな体型。適性は芝でしょう。早い内からというよりは長い目で見て欲しい、まだ体型的に幼い。
募集馬ツアーの周回展示動画を見て体幹のブレなさにピンときて出資したミスティックリップスの15。幼い馬体からだんだん逞しくなっていく実馬にようやく会えました
凄みはない。けど、バランスの良さが目につく均整の取れた馬体。大きすぎて馬体を持て余すこともないだろうし、小さすぎてパワーが足りないこともなさそう。
母はドイツのオークスを逃げて圧勝した馬で、そろそろ大物が出てもおかしくない。母自身もあまり派手なフォームではなく、上手く力を逃がさず内側にため込むタイプで、グロウもそのまとまりを受け継ぎつつ、オルフェのキレを兼ね備えている。いてほしい。
毎月の動画のイメージよりもオルフェの仔と思えばかなり落ち着いているかと。もう少し繊細でピリピリする感じかと思ったが、いい子だった笑
馬体はまだ筋肉の付きが甘く本領発揮は先の方だが、全体のバランスの良さで芝の中距離で頑張ってもらいたい。