初1000万下レースを迎える。
3/3のレースの前に、2/28の最終追い切り後、その日の15時には、解散となった二ノ宮厩舎から転厩先の林厩舎へ移動を済ませた。
2/28美南W 5F 68.3-52.6-38.4-13.1(7) 馬ナリ余力
ショウナンワダツミ(三未勝)一杯の外を0.6秒追走3F併0.6秒先着
映像を見たが、外から重い弾丸のようにグーンと伸びるフットワークにただただ脱帽でした。
この数時間後には二ノ宮厩舎を去ったなんて、なんだか涙チョチョ切れます
東大出身の林先生も「今回は二ノ宮厩舎の飼葉で行く」と仰ってくれて、まさに2厩舎による共同出走といった形。
今回の舞台は初挑戦の中山芝2500。
コーナーを6つ回るため、同コースの有馬記念はやや内枠有利とされているが、今回は10頭立てのためそこまでの差は無さそう。
それでもクレッシェンドラヴが引いた2番枠は多少有利と言える。
開幕週だった先週の中山芝レースでは、内側が剥げてはいるものの、先行有利&スムースに追えた馬が有利の、紛れのない素直な馬場だった。つまり、多少外を回って体力を使おうが、詰まることなく長く脚を使えた馬がそのままゴールまで止まらずトップスピードで駆け抜けるという状態。物凄く内が有利とまではいかない。
ここのところ出遅れることが少なくなったラヴにとって、前目に付けやすい内枠を引いて、5,6番手くらいの内の経済コースでレースを進めることが予想される。
長く良い脚が売りのラヴにとって、そのまま内で溜めて直線の瞬発力勝負だと他馬にキレ負けすることは、すでに鞍上・内田博Jは心得ている。
うまく外に出す事が出来るかどうかが勝負の分かれ目であることは明白で、それが出来れば、前にいるであろうサンデームーティエやウインヴォラーレより強い末脚を持つラヴならねじ伏せられるであろう。
ライバルは、前に行くであろう前記の2頭と、末脚のキレでは1番のチャロネグロだろう。他はラヴの方が末脚が上で怖くない。ショパンはいかにも中山不向きな重厚タイプかと。
今回、少頭数ながらなかなか粒が揃っているが、このメンバー相手に勝てないようだと、重賞などまだ夢物語。
前走のゴール前の脚は余力十分で、セントライト記念の下手乗り8着を併せ見ても、おそらく重賞で好走できる器に成長しているし、まだ伸びしろがありそう。
昇級初戦のここを勝てば、年内の重賞出走も現実味を帯びてくるし、本当に伸びしろがあるならG I出走も有り得るだろう。
ここで一気に本格化して圧勝からの〜
鞍上ウッチー固定で有馬記念まで行っちゃって〜