春休み
いかがお過ごしですか？
私はいま
子どものリクエストで
横浜中華街に
来ているのですが
旅行中でも
ついつい他の親子の会話や
子どもの様子などに
目が行ってしまい
（職業病ですね笑）
そこで感じたことがあったので
シェアしますね。
子どもがどうしても行きたい！
というお店があったので
すごい行列だったのですが
列に並んで待っていました。
私たちの2つ程前に並んでいたのが
親子3組くらいのママと子どもたち
10人くらいのグループでした。
そのグループは、
お店の方に
「混んでいるので、10名一緒に座れないので2つのテーブルに分かれてしまいますがよろしいですか？」
と聞かれ
「まあまあ仕方ないよね。2つに分かれてもいいです。」
と答えるママたち。
すると、
その中の一人の男の子が
（小学校低学年くらい）
「僕はみんな一緒の席がいいーーー！！」
と言い出しました。
その子のお母さんと思われる人が
「そんなこと言ったって、こんなに混んでるんだからしょうがないでしょ！！」
と言うのですが
「大きい丸いテーブルでみんなと一緒に食べたいーー！！」
「分かれちゃうのはヤダーーー！！」
と、男の子の主張は止まりません。
はじめは
優しくなだめていたお母さんも
次第にイライラし始めて
そのうち
「あなたより小さいA君も我慢してるのにそんなわがままいつまで言ってるの！！」
「そんなことくらいで大騒ぎしないで！！」
「じゃあもうあなたはご飯食べなくていいから！！」
「このままもう家に帰りなさい！！」
だんだんヒートアップして
大声で怒りだすお母さんと
それに伴って
さらに激しく泣き出す男の子。
最後には、その男の子は
身体を伏せて泣き伏していました。
そのお母さんの姿が
昔の自分を見ているようで
チクッと胸が痛む感じと
この男の子が欲しいのは
ただ「理解と共感」
なんだよな…と思う感じと、
色々な想いが交錯しながら
私はそこにいました。
もし、そのときに
「あなたはお友達と一緒に、中華街で大きな丸いテーブルでご飯食べるのをとっても楽しみにしていたんだよね。」
「でも、混んでいて、みんなと一緒のテーブルで食べれなくてがっかりだね。本当に残念だね。」
たったこれだけの
子どもに対する
「理解」と「共感」があれば
子どもはあんなに泣きじゃくるまで
泣き続けなくてもすんだかもしれないし
お母さんの心も穏やかで
いられたのではないかと思います。
子どもが求めているのは
【理解】と【共感】
本当にたったこれだけ。
大きな丸いテーブルで食べられなかったとしても…
みんなと同じテーブルで食べられなかったとしても…
自分の望み通りのことが叶わなくて
悲しかったとしても
その悲しみや寂しさに
【共感】さえしてもらえたら
その子は、その現実を
受け入れていくことができたはず。
でも、
共感を知らなかった頃の私も
そのお母さんと全く同じことを
やり続けていました…。
うちの娘は、旅行中も
「疲れた」「このご飯ヤダ」「早く違う場所に行きたい」
などなどネガティブワード連発なのですが（笑）
昔だったら私が確実にキレていた場面でも
「共感」を知ったことで
心穏やかに穏便に乗り切れることが
多くなりました。
【共感】することは
子どもを助けるだけでなく
お母さんの心の平安を
もたらしてくれるものでもあります。
本当にこれを知って
子育てした方がいい！！
知れば知るほどそう思います。
私自身
自分にも共感することも忘れずに
ネガティブ全開の娘と共に
旅行も楽しみたいと思います（笑）
皆さんも
お子さんと
素敵な春休みを
お過ごしください(^^)
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