【罪悪感型】モラハラの、テクニック  | 離れられない『モラハラ』『身近な人からの攻撃』対処の超裏技!

離れられない『モラハラ』『身近な人からの攻撃』対処の超裏技!

現在、夫からモラハラを受けているけど、
事情があって今すぐ別れることができない貴女!
そんなあなたの為の、
モラハラの弱点を掴み、離婚せずに自由を取り戻す方法!!
《離婚しないモラハラ対策カウンセラー》Joe




新千歳空港、
札幌から遠いのよね。。。

成田から東京と同じくらいかな。。。




さてビックリマーク
こんにちわ。
『離婚しないモラハラ対策カウンセラー』
のJoe(ジョー)です。





前回に引き続き、
モラハラについての解説をしていきます。


==============
>(モラハラ夫は)
>「これをやることで、離れて行ってもいいや」
>と、決別を「覚悟」をしているわけでも無い。

と本文にあり、
自分が受けていたのは
モラハラではなかったのかもしれないと
不安になりコメントします。

自分がよく言われる言葉です。


「俺はこれを伝えることで
お前に捨てられてもいいと覚悟をして
厳しいことを言っているんだ。

そういう覚悟ができるくらい
お前のことが大切だし
お前のためを思っている。

だから厳しいことも言える。

ここまで言ってくれる奴が他にいるか?

お前のことを思っている俺だから言えるんだ。

だがそれに対してお前は感情的になって

反論
[同じことがあなたにも
当てはまるのではないか]



弁解
[誤った解釈をされることが多いため
そういう意味ではない]

と返してきた。

それを言うことで
俺がお前から離れる覚悟ができて
そんなことを言っているのか?

覚悟ができていないのに
どうしてそんなことが言えるの?」


と言われます。

きついことを言われ、
それでも現状を解決したく
必死に話をしているので、

自分としては
離れることを前提にはしておらず
そんな覚悟はできていません。

一方で相手は覚悟ができて
話をしていると言っています。

決別の覚悟もできずに
感情的に話をしてしまう自分こそが
モラハラなのでしょうか。

相手はいつも冷静です。

わからなくなってきました。
覚悟ってなんですか?
===============



この方の状況については、
詳しい事情が分からないので、

この夫が
モラハラ体質であると
断定はできませんが、

今回は、

この例をモラハラと仮定して
【罪悪感型】の
モラハラテクニックを解説します。



まず重要なのは、

前回言った通り、

あなた(コメ主さん)が、
モラハラの教科書に出てきそうなほど、
典型的な被害者っぽい上に、

私から見ても分かるほど、
「別れたくないオーラ」
出まくっている

という点です。


だから、
もちろん、夫には、

その、
あなたの「別れたくない」という意思は
伝わっていると思われ、


そうなると、

あなたに対しては、

「そんなことしたら、
 俺と別れることになっちゃうよ」


という脅しがよく効きます。



まずは、
この、

夫には
「妻が別れを恐れている」
という認識がある、

という前提を踏まえた上で
以下、考えていきます。



まず、
この夫が、何と言っているか、

簡単に言うと、

==========
俺の言うことに
反論しないでね
==========


と言っているわけですね。


つまり、
どういう理由か、
詳しい状況は分かりませんが、

とにかくこの夫は、
自分の言うことに対して
妻に反論してほしくないわけです。


なぜなら、

妻の発言の
どこがおかしいのかを
話し合うことも、するな
と言っているわけだから。


でも、

妻も人間なので
当然、反論する権利は認められているし、

しかも
よく考えたら、
夫自身も妻の言うことを否定していますね。


夫としては、
普通にしてたら、この状況は、

自分は相手の言うことを
否定しているのに

相手には
「俺の言うことを否定するな」
と言っていることになり、

このままだと、
いかにも自分が酷い人みたいです。


だから
本来なら
夫は、

=============
俺が妻の言うことを否定するのは正当。
なぜなら、、、

でも、

妻が俺の言うことを否定するのは不当。
なぜなら、、、
=============


という、
対照的な、説得力のある理由を
作る必要があるわけですが、、

でも、
その妻の主張一つ一つに、
落ち度をつけていくのは面倒臭い。


そこで
モラハラ的なテクニックとして、

上記で書いた、

「妻は夫との別れを恐れている」

という心理を使います。


つまり、

妻に対する

「俺の話を否定すると、
 俺は別れたくなるけど、
 それでもいいの?」


という脅しです。


これだと、
夫との別れを恐れている妻は
喋れなくなりますね。



ところが、
それでも、

いかにも自分(夫)が、
自分の勝手で

妻を脅して
黙らせているように見えてしまいます。

だから、
できればそれを
脅していない感じでやりたいわけです。


そこで思いつくのが、

「逆に、俺の方は
 お前の言うことを否定する時、
 お前に嫌われて、 
 捨てられる覚悟で言っているよ」


という設定。


つまり、

先に、自分の側を
「捨てられる覚悟ができている人」

という設定にしてしまいます。


そうすると、

夫自身は
覚悟ができている立場に立つわけだから、

他方の

その覚悟ができていない相手を
説教できる立場に立てるわけです。


つまり、
それが一般的かどうかはともかく、

こうして、

覚悟ができていない妻の方が
劣っている


という設定ができあがります。


そうすると
夫は妻に、

=============
俺は、
お前に捨てられる覚悟できていて、
そのリスクを負いながら
お前を否定してるわけだけど、

お前は、
そんなふうに
俺を否定しているってことは、
俺に捨てられてもいいってことね?
=============


と言える立場になるわけです。



この時、
おそらく皆さんが気になるのは、

=============
じゃあ、妻が
「それなら別れて」
と応えたらどうなるの?
=============


という疑問だろうと思いますが、


上記で書いた通り、

夫の中での大前提が

「妻は夫との別れを恐れている」
ということなので、

とりあえず、
その可能性は低い
と見ているわけです。


つまりこの時点で、
妻の選択肢は、実質的に

「夫の主張を認める」

という
一択に絞られることになります。


でも、
その可能性(妻が別れを切り出す可能性)
はゼロでは無いので、

もしモラハラ夫が
その時点で、
本当は別れることを恐れている場合は、

「嫌なら、
 俺と別れればいいじゃん」


という発言は、しないわけです。


これが、
【罪悪感型】のモラハラの特徴。


どうするかと言うと、

代わりに、

徹底した、
「善人」の立場をとるわけです。


つまり、
上記の

=============
俺は、
お前に捨てられる覚悟できていて、
そのリスクを負いながら
お前を否定してるわけだけど、

お前は、
そんなふうに
俺を否定しているってことは、
俺に捨てられてもいいってことね?
=============


この主張を、

もっと自分が「良い人」で「被害者」
に見えるように加工します。



まず、
前段の

=============
俺は、
お前に捨てられる覚悟できていて、
そのリスクを負いながら
お前を否定してるわけだけど、
=============


については、

「妻を否定している」
という部分が
夫としての、いい人感が足りないので、


==============
俺はこれを伝えることで
お前に捨てられてもいいと覚悟をして
厳しいことを言っているんだ。

そういう覚悟ができるくらい
お前のことが大切だし
お前のためを思っている。

だから厳しいことも言える。
==============


というふうに
言い替えます。


どうですか?

非常に美しいですね。


つまり、
これであれば、

夫が
妻の言うことを否定しているのではなく、

妻の(成長の)ために
自分は犠牲を払っている


という
立場をとれるわけです。


そして、

なぜ妻が、
この主張を信じるかと言うと、

上で書いた通り

「妻は夫との別れを恐れている」から。


つまり、

夫が仲良くしてくれることを
渇望している
妻にとっては、

夫のこのような 思いやりの言葉は
大好物なのです。



そして後段

===============
お前は、
そんなふうに
俺を否定しているってことは、
俺に捨てられてもいいってことね?
=============



このままだと、
ひょっとしたら妻が

「いいよ」

と言うかもしれないので、
次のように言い換えます。


=============
それを言うことで
俺がお前から離れる覚悟ができて
そんなことを言っているのか?

覚悟ができていないのに
どうしてそんなことが言えるの?
=============


つまり、

「俺、捨てるよ?」

と直接的に言うのではなく、

「どうしてそんなことが言えるの?」

と言う感じで、

これも、
妻のためを思った

未来志向の、
「妻を成長させている」
と言うスタンスをとります。


でも実質は、

ただ単に
妻は、自分の気持ちが
言えなくなるだけです。



要するに、
【罪悪感型】のモラハラというのは、

自分(夫)は、
思いやりのある人間

相手(妻)は、
自分の事しか考えてない


という設定を作って
それを相手に伝えることで、


相手は心情的に
申し訳なくて

別れることも
反論することもできなくなります。


複雑に思うかもしれませんが、

要するに
この状況で何が言いたいかと言うと、
とても単純で、

========
俺の言うことに
反論しないでね
========


ということです。


どういう事情で
そう言うことに至ったのかはわかりませんが、
この夫はそう言っています。


ただ、
それだけの事です。


それを、

自分が酷い人間になる
リスクを避けるために

相手を思いやっている
善人みたいな言い方


で表現するのが

【罪悪感型】のモラハラです。



以上、

上記コメントの夫が
モラハラである場合について
解説をしました。



次回の記事では、

この夫が
「モラハラでは無い」場合

「モラハラかどうかわからない」場合

の解説と、

この場合に
被害者が
どうするべきかを解説します。







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