新しい暮らしに向かって、
荷造り・荷運び・荷解きの日々が
夏からずっと続いています。
懐かしいものが出てきて
手が止まってしまう事もしばしば。
そのひとつが
今から四半世紀前に訪れた
奄美大島の植物写真。
浅く調べて
差し込まれただけのアルバムから
1枚、また1枚と抜き出して
花や葉状を虫眼鏡で覗いて、
合間合間に
名前を明らかにしているところです。
赤やピンクやと
美しかったハイビスカスは、
和名で“芙桑花”ということを
今回知りました。
牧野富太郎さんの図鑑によると
ハイビスカスは、
温室でなければ越冬しないと
記されていますが、
昨今はここ奈良でも
常緑を見かけるので、
日本も温暖化が進んでいることは
間違いなさそうですね。
…
新しい場所には庭があり、
シンボルツリーの
榎の足元では今、
白と紫と
薮蘭が咲いています。
柿や椿
アラカシ
南天に千両・万両
アオイやアケビもあり、
手を加えずとも
生き生きと天に伸びています。
季節ごとに庭は動いていて
生き物たちの営みを感じるのも
大層楽しいです。
住み始めたら
庭の植物の押し花を作って
何種存在しているのか
明らかにしていこうと思っています。