こんにちは、クライドブログ管理者のエリコです
今回は、来年に企画しているライブイベント『JAZZ ELECTRIC』についてのクライド氏の話を、インタヴュー形式でお送りします
クライド氏の話し方、そのまま載せています。
エリコ(以下 エ): なんで今回ジャズライブイベントを企画したのですか?
クライド(以下 ク): 一つは、皆、ジャズのイメージが、大人 と 重い イメージがあるの。ジャズはほとんどミュージカルから出てる曲が多い。
昔の人達、ミュージカルをやってる人達がJAZZをやってた。
昔の人達は、歌ってる間で 踊ってたとか、色んなジェスチャーとか、色々やってた。
ジャズは元々ディキシーランド(注1)の音楽。あの辺の人達が道で踊ってるの。 スッゴイ、なんかセレブレーションやってる。音楽。
いつからか、ジャズがなんか大人の真面目な音楽になったから、若い人達がジャズがお爺さんとお婆さんの音楽と思ってるの。
元々ジャズはその時代のPOPSの音楽だった。(今度のジャズイベントは)その雰囲気をやってみたいと思ってる。
エ: アメリカでも若い人達はそういうイメージなの?
ク: (そういうイメージ)が、あるの、今。そういう風に歌ってるの、今のジャズのミュージシャン。皆真面目になり過ぎてる。
エ: え~、ミュージシャン自身も真面目に かたーい気持ちでやってるの?アメリカも。
ク: うん、今 真面目になってる。
エ: 世界でも?
ク: 世界わからないけど、アメリカも真面目で大人のイメージある。多い。あと古ーい(イメージ)
エ: ふーん。
ク: その「古い(イメージ)は、多分(ジャズが)重くなったから。でもジャズは元々本当に「楽しい」の曲。
エ: 1番楽しそうに歌ってるのって先生から見たら誰?
ク: いっぱいいるよ!その…いちばーん、あっ!! …ふーん……今は頭に(すぐに)出ないけど、ワタシ歌が好きなのはディジーガレスピー(注2)
エ: ディジーガレスピー?
ク: すっごい有名な人だから、(パソコンで) D • I• Z• Z •Y 入れるだけで多分名前出る。
エ: へぇー
ク: 彼の歌い方すっごい楽しい。
昔の映画観てたら、よく、ジャズの音楽かけて皆結構踊ってるの。楽しんでるの。
Cotton Clubの映画とか、ああいうの観てたらすっごいわかる。
Cotton Clubっていう店があるの、NYで。昔、そこがダンスの場所。いまのClubみたい。そこで皆、有名なジャズミュージシャンと踊ってた。
エ: ふーん…え、ミュージシャンと踊ってたの?
ク: 一緒に踊ってるんじゃなくてそこでライブやってたの。お客さん生バンドで踊ってるの。ビッグバンドあるでしょう?
大きいホールでライブやってて、お客さんが踊りに来た。聴きに来たんじゃなくて、踊りに来た。
エ: ダンスホールみたいなかんじ?
ク: それ! 皆よくやってたの。楽しん音楽だった。
エ: ふーーーーん
ク: そのふんいき。ちょっとだけそういう雰囲気でやりたい。
②へつづく
注1) 米国南部の通称
注2) ディジー・ガレスピー(Dizzy Gillespie )アメリカのジャズミュージシャン。トランペット奏者。