『JAZZ ELECTRIC』を語る④ステージングとは? | 日本在住ヴォーカルアーティスト♪クライド•ウィリアムズのブログ〜For Those Who Love To Sing〜A Blog By Clyde W.Williams Jr.

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自ら立ち上げた都内のヴォーカルスタジオ『TheVoiceSpace』、ライブイベント、音楽への想い、について。



こんにちは、クライドブログ管理者のえりこです

来年5月に開催予定のライブイベント『JAZZ ELECTRIC』、

出演者にはいくつかの『ステージングルール』が課せられます。

ざっと書くと、

・MCはやらなくても良いが、もしやるなら話すことはしっかり決める(1分まで/1曲あたり)

・お客さんとアイコンタクト(5回以上)

・バンドとアイコンタクト(5回以上)

・ステージ上7か所でポージング

・うち1曲は途中までマイクスタンド利用→途中からハンドに切り替えて7か所移動

・マイクは5回手を替える(5回以上)

・衣装はおしゃれ、高級感のあるもの、いやらしさはなくエレガントを目指す
イブニングパーティー向けのものが目安。カクテルドレスも可
男性はスーツにタイまたは蝶ネクタイ
 
この様なルールになります。

・・・なのですが、そもそもステージングとは、一体なんなのでしょうか。

今回はステージングについてのクライド氏の考えを聞きました!





:  ブログを読んでくださっている方の中で、『ステージング』の意味がよくわからない方もいらっしゃると思うので、先生から、歌のライブにおける『ステージング』とは何か、説明して貰えませんか?

:  とりあえず、『ライブ』の意味は、『生きてる』。それで、ライブやる時、ステージの上で動かなかったとか、1本のマイクスタンドの前で動かなかったら・・・あまり動かなかった=(イコール)生きてるんじゃなくて・・死んでる。ライブにならない。これ一番。

:  うん。なるほど。

:  ン・フ。

:  ン・フ。

:  Live mean 生きてる。だから生きてるように見えるように、もし人の前で歌うんだったら、エンターテインしなくちゃいけない。したいかしたくないは関係ない。人の前で歌いたい言ってるなら、ライブになるように必要なこと幾つかあるの。それは、『ステージの上でどうやって動くの?』『ジェスチャー』『マイクの使い方』『バンドとコミュニケーション』『お客さんとコミュニケーション』『MC』『洋服』『身体のリズムの乗り方』『リズム乗ってない時の身体の動き』・・こういう感じのこと、わからなかったら、できなかったら、やらなかったら、ライブにならない。カラオケで歌ってると同じ感じになる。特におかね・・お客さんがお金払うんだったら、こういうことやらない人は、お客さんのお金大事にしてない。お客さんが来る、のを大事にしてない。 皆、『来てくれてありがとう』言うけど、口で『ありがとう』言うのは、誰でも言える。でもホントに『ありがとう』の気持ちだったら、お客さんが『来て良かった』言うような事何かしてあげなくちゃいけない。 一番大きいのは、心の中で『そういう風にしたい』でいるのが一番いい。本当はね。それを持ってない人達、そういう、色々なテクニックとか色々なやり方覚えなくちゃいけない。  色々やってるのが、ステージング。 ステージの上でやってること。それが、 なんとなく とか 曖昧 でできるものじゃない。これ、歌と同じ事。勉強しなくちゃいけない。 
それがステージング。

:  えっと・・先生が言う『生きる』って言う事は・・ライブにおいての『生きる』って言う事は、今聞いてて思ったのは、『音楽を生かす』って言う事? その場の、生の。

:  そう。CDじゃない。本番・・ホントにやってる目の前でやってる。音楽が生きてる。・・が、ライブ。

:  先生は、そのステージングっていうのをちゃんと意識し始めたのはいつ頃からなの? ちっちゃい頃から歌ってるじゃない?

:  ・・わからないけど自分が好きなアーティスト、結構みんな、ステージでよく動いてる人達。 マイクの前でちょっと歌ってるんじゃなくて結構動いてた。それ真似してた子供の時。それよく覚えてる。カッコイイと思ってた。 あとやっぱりステージで歌ってる時動いてる人達がやっぱり目に入ってた。やっぱり口開いてみてたの。『あー凄い凄い』思ってた。格好いいなーと思ってた。

:  じゃあもう最初から先生にとっては、当たり前のこと、という感じ?

:  あたりまえ・・・当たり前の目で見たんじゃない。なんか、時別な目でいつも見てた。

:  その・・歌を歌う時に、動いてるっていうのは当たり前の事、と言う意味で。

:  ううん。

:  ではないの?

:  特別なものと思ってた。今でも特別なもの。・・アーティストに対して、ステージに出てる人は、プロになりたいんだったらこれは当たり前のことにならなくちゃいけない。けど、見る人はこれは当たり前じゃない。見る人は、ステージの上の人達がマジシャンみたいになってるの。 色々やってるから、『後でなにするの?なにする?消えるかな?』色々、『そっち行ったら何するこっち行ったらなにする』すっごい楽しみにしてるの。ライブみに行く時、アーティストが何するかがドキドキするの。アーティストが動かなかったらライブ行った時、何かちょっと足りない気持ちがあるの。 歌は上手いかもしれないけど、歌が上手いだけじゃ楽しくない。上手い人、いっぱいいるの。いつもの、毎日の生活から離れたい、何か連れて来て欲しい気持ちがあるの、どこかに。自分がこの地球にいない様になりたい。ライブ行く時。上手くても上手くても、歌だけでならない。もっと欲しい。・・それは、お客さん。お金払ってるお客さん、もう当たり前。 そのアーティストが当たり前でそういうことしなくちゃいけない。


②へ続く


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